やられた。あんたのかちだ。
私が前に勤めていたブラック企業で、営業としてペアを組んで働いていた女の人。数年振りに連絡して、○○さんとは電話番号しか知らないので、LINEを交換しよう、と、ショートメールで提案したのだ。
ぴったり同じタイミングで、某有名女性向け掲示板サイトに
「前の職場の同僚でLINEを交換しようと提案してこられたが、その人は愚痴や泣き言ばかり。無視していいですか?」とのトピックが立った。
証拠はないが、ああ、これは私のことだ、と察した。
なので、私はそのトピに返信した。
「ご自分は被害者だと思っていらっしゃるようだが、まんまお返しします。つまりお互い様です。貴女の愚痴や泣き言も、私は受け止めていました。」
彼女からは数年立った今現在も、メールの返信がない。全然構わない。
愚痴や泣き言だけでなり立っていた関係だもの、あの過酷な職場を離れれば、疎遠になるであろう。仕方ないな、と思った。
私も、彼女も、おたがいがお互いを愚痴のゴミ箱にしていたのだ。
ただ、お互い、あの過酷な会社の頃は愚痴や泣き言ばかりだったが、新しい環境に身を置いている今、お互いの関係がアップデートできると思っただけなのだ。
仕方ない。私の不徳の致すところなのだろう。と思った。
新しい関係を構築したかったのだが、彼女にとっては、私の存在は、時間が経っても迷惑だったのだ。私はお互いの愚痴も泣き言も受け入れ合えた戦友だと思っていたのだが図々しい私の勘違いであったし、間違いであった。
私のいない世界で幸せになっているのだろう。
いつかどこかで偶然であっても、あえて無視してあげようと思った。
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