ななしさん
ずっと好きでいていいんじゃないですか。
忘れようとして、好きでもない別の人と付き合ったりする人よりずっといい。傷つけるだけだから。
極端な例だけど、結婚式上げて3日くらいで戦争に出兵して戦死された旦那さんを、60年以上ずっと想い続けているご婦人にお会いしたことがあります。終戦の後、ずっと独身で生きてこられたそうです。
旦那さんと会ったのは、結婚式の1週間前だったと。お見合いが多かった時代だから、珍しくなかったんでしょうね。だから旦那さんと一緒に過ごしたのはほんの数日。でも、2人はその間に、確かに恋をしていたんだと感じました。
「あの方は19才で天国に逝かれたのに、私だけ年をとってしわくちゃのおばあちゃんになってしまった。死んだ後にお会いするのが恥ずかしい」とおっしゃっていたのを、今でもはっきり覚えています。
周りに迷惑をかけたり、犯罪に走らない限りは、好きでいるのは自由です。
いつかその人より好きになれる人が現れたら、自然にいい思い出になるでしょう。
現れなかったら、このご婦人のように愛した人を偲んで一生過ごすのもいいんじゃないでしょうか。