A「死にたい」
B「死にたいとか言っちゃダメ」
A「あなたは私の気持ちを分かってない」
A「リスカする」
B「リスカなんてやめて欲しい」
A「あなたに私の気持ちなんて分からない。偽善者。構わないで」
B「じゃああなたにも私の気持ちなんて分からない」
偽善って何ですか
人を偽善者と言って蔑む人に、偽善と真善の違いは分かるのですか
人が苦しんでるから何とかしたいと思っているのに、それを偽善と言われた人の気持ちが分かりますか
人が死んだら悲しいから困るから自殺を止めるのに、どうしてそれじゃ足りないのですか
名前のない小瓶
46920通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
「相手が望まない善意は、時に悪意として受け取られる」という言葉を目にしたことがあります。
相手のためを思っての行動であれば、誰がなんと言おうと善意です。
ですが、相手の背景や意向を無視して自分の価値観を押し付けてしまったりすると、偽善と受け取られてしまうのではないでしょうか。
もしかしたら、アドバイスというより、辛さへの理解や共感を求めているのかもしれませんね。
ななしさん
偽善者。
タイマーズというバンドの曲にそういうのがありますので、一度聴いてみてください。
ななしさん
「人が苦しんでるから何とかしたいと思っているのに、それを偽善と言われた人」の立場に立てば、たしかに辛いですね。
心配している気持ちは嘘ではないので、偽善ではないでしょう。
ただ、苦しんでいる人は、過去にさんざん他人から否定され心を踏みにじられてきたので、「本当に信用できる人?」と疑問を投げかける意味で言っているのかな。
緊急時には必死で、相手を助けようと、とっさに厳しい言葉が出てしまう人だっているかも。
その後に、相手に寄り添ってあげればよいだろうけれど。
ほとんどの人はカウンセラーや医師ではないので、パーフェクトな対応ができるはずはない。
相手の本当の苦しみを理解したり、相手が望む対応をすることは、ものすごく難しいこと。人それぞれの事情があるだろうから。
よかれと思って言ったこと、やったことが、相手にとっては的外れという状況は、どんな人にもあると思う。
苦しんでいる人の傍にいる人は、正解のない中で悩むのかもしれない。
人の生死や苦しみに無関心だったり、めんどくさいし自分が傷つきたくないから関わらないという人もいる今の世の中。
それでも「何とかしたい。どうすればいいんだろう?」って思う人がいるだけでも、まだ世の中終わってないと思います。
名前のない小瓶
こう言うやり取りは、有りそうな話ですね。
小瓶に返事してる人達も悩まれながら書いてます。
他人の気持ちは誰にも分かりません。
死にたい、死ぬな。
リスカする、するな。
相手の言葉に否定から入ると偽善者と言われて当然です。
何故死にたいのか?
何故リスカをしたいのか?
認める必要はないです。
否定をしたら、相手は、人格破壊された気持ちになります。
善意で話をするなら、相手の話に耳を傾けて相手に何を言われようと相手を信じて許して上げ、相手に死ぬ事やリスカをする事が良くない。
それ意外に生きる必要、生きる目標を悟らすしかありません。
偽善者と言われて怒っているなら善人しゃでは無いからです。
善人者は、何を言われようと気にしない。
ただ、純粋に相手の事を考え、何も求めない、自分がそうすべきだと思ったから行動したり、話したりする。
慈愛に満ちているからだと思います。
名前のない小瓶
偽善と思いやりは違います
あなたのは、
相手を本気で心配している、
思いやりだと思います。
ななしさん
(小瓶主)
【小瓶主さんからお返事きたよ】
私の体験ではありません
AもBも特定の誰かではありません
よく見られるやりとりを簡単に表してみただけです
そうですか
みなさんそう思っていらっしゃるんですね
ななしさん
言われた側がどう感じるか
冬
人の表面的に見える行動を止めようとしてもそこに思い至る心の内を感じないとすれ違うんじゃないかなあ。
互いに気持ちはわからないと言うのは本当なんだと思う。
その人が死んだら悲しい人も実は死んでも悲しいと思わない人もいるからね、だから何故悲しいのか、何故止めたいのかってことは言わなくてもいいかもしれないけど、自分自身深く心に問いかけて知っておくに越したこたーないと思ってます。
でないとどこまでも平行線だからさ。
通り一遍の言葉では交わらないこともあるかねえ。
ななしさん
だって死にたいと言うのを辞めたところで、リスカを辞めたところでAさんの問題は何も解決しないもの。
解決するのはあなたや第三者の問題だけ。
「死ぬな。リスカなんて辞めろ」
そう言うだけなら「周りの人のために苦しんでくれ」と言ってるのと同じなんだよ。
なんとかしたいと思うなら、Aさんが死やリスカを望むようになった原因をどうにかしてあげなよ。
ななしさん
多分、その人の心に響けば善意、響かなければ偽善だと思います
誤解されやすい言葉もあるし、人を助けるってすごく難しいことです
個人的には優しい言葉や共感を求めてないんだとも思いますよ
具体的な解決方法や道しるべがほしいだけで、でもそれをどう伝えて良いのか分からない状態なのかもしれませんし
例えば、足の届かない水の中から助けてって手を伸ばした時に『頑張って』『あなたならできるから』『私は信じている』って笑顔で応援されたら…あなたはどう思いますか?
応援されたから頑張ろうと思う人もいれば、手を差し伸べてほしいと思う人もいます
私だったら『いや、応援する暇あったら掴まれそうな場所探すのを手伝ってくれ』ってなりますし…
求めた側が検討違いの優しさを見せられて困惑したら『溺れないように応援したのに、なんで私の優しさを受け入れないの』って背中を向ける人もいますし、『私じゃ分からないから他を探してくる』と助けを求めに走ってくれる人も『これに掴まって』と道具を投げてくれる人もいます
この場合、誰が偽善で誰が善意か分かりますよね?
人が苦しんでいるから助けたい、じゃなくて、あなたが苦しんでいるのなら助けたいって言われた方が心に響きませんか?
どうして死んじゃダメなのか、どうして自傷をしてはいけないのかはあなたの事情
多分、求められているのは口当たりの良い言葉じゃなくて、呑み込みづらくても今の状況の打開策が必要なんじゃないでしょうか?
ななしさん
精神的に追い込まれている人、または過去に何かあった人は優しさを偽善だと言ってしまったりします。貴方は優しさゆえに相手を止めたでしょうが、人の気持ちというものは実際には分かりません。あなたの言葉を信じれない人の方が多いのです。あなたが悪いのではありません。ただ人を信じるという事は安易では無いのです。過去に傷付けられた人は人間不信になります。優しさは本来内側から滲みでるものであり、表面的に優しい言葉をかけたら優しいのかと言われると、それは微妙なとこです。なぜなら人は優しそうな言葉掛けが一番ストレスにならず客観的に見ているからこそ本気で相手に怒らずいられるからです。駄目だという事は本人が一番分かっているはずです。しかし寂しいんです、本気で心配して本気で気持ちを理解しようとしてくれる人が欲しいんですよ。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。