都合の良い存在と思われている。
子供の頃は確かにすごく楽しかった。皆が認める仲良しみたいな。
でも、私はあなたに不快にさせられ傷つくことが年を重ねるにつれ増えていった。距離を置くようになった。
あなたを否定するつもりはない。価値観の違いなのだと思う。
昔に戻ったみたいで話しやすいなどと言っていたが、今良い友達ができないから昔の思い出に縋っているだけなのではないか。
あなたが癖になっている鼻で笑う+苦笑いの表情を、受け流すことに慣れるのはおかしいことなのだ。
あなたは自分より劣っている者を従者にしたいだけなのだ。
断りもなく私の上着を枕にしたあなたは、自分の上着を毛布にして寝た。私は薄着で自分のバッグを枕にして寝た。
私が途中寒さで起きて上着を着ようとした時、気づいたけどわざわざ起こすことでもない、我慢して寝た。暖かそうなあなたを見て悲しくなった。昔からこの図だ。これがあなたと私の縮図だったね。
枕にしてたんだね、というと、「ごめん」と軽く言う。
丁度良かったから「親友にはなれないよ」と軽く言った。でも、気持ち的には重い本心だった。
そういう人と親友にはなれない。分かって、諦めてほしい。
気まずい雰囲気が流れ、時間が経って泣きそうに「ごめん、気づかなかったの」と言った。
私がトイレに行っている間に私の上着をまるめて枕にしてすでに寝ていたあなた。
息をするように嘘の言い訳をする。そして私が馬鹿だから通じると思っている。許されると思っている。昔から変わらない。
それで周りはついてこなかったけど私はまだいる。それは私が馬鹿だからだよ。
上着に風呂に入っていない他人の頭を一晩付けられたから怒っている としか思っていない。
子供の頃から、私に悪いことをしているという自覚がありつつ、自分さえよければそれで良しで行動するからたちが悪い。
時間が経てば忘れて会ってもいいかという軽い気持ちで年に1~2回、会ってきた自分が一番悪い。
毎回嫌な気持ちになったのに、十年以上会い続けた私は相当頭が回らない。
来るもの拒まず去る者追わず精神をこの人に限ってOFFにして拒みたかった自分を毎回忘れてしまう。
以下この日もらった手紙(と私の一言)
友達の中でも一番付き合いが長くて、一緒にいると、昔に戻ったみたいになれるから、本当に話しやすい!
あと相談したりもするから、(悩みなどを聞いたことも深く語り合ったことも一度もない)本当に頼りにしてるよ 本当に親友だと思ってる~
お互いに連絡取り合おうね(私から連絡したことが1度もないからしろよということか)
○○○○~~?!(小中学校の頃の二人合わせたあだ名やネタ)←覚えてる?(笑)
呪いの手紙みたいだな。私を操作しようとしているのが表れている。持っていると、呪いをかけられている気分になる。
もう社会人なのにあからさまな子供っぽいシールを貼って、子供っぽい便箋を使って。騙そうとしている。持っていたくない。
こんなので操作できると思っているのが、私がどれだけチョロいと思われているのか分かって馬鹿らしくなってくる。
レベルが低い。人間はそんなに単純じゃない。利用する側はそりゃ楽だろう。
昔からずる賢くていつも損を押し付けられて、友達にも誤解を与えられて失って、騙されてきた。
それでもあなたは、私はあなたを好きでいると思っている。その自信はどこからくるの?
好きな人やものを笑われたり、見た目を笑われたりしたら嫌な気分になるんだよ。
表面的な言葉、愛情表現でフォローできてると思ってるのか知らないけど、傷や不信感は積み重なっていくんだよ。
多分それをあなたは理解できない。覚えていない。だから不当に距離を置かれていると思っている。
おかしい。なぜたくさんの交友を持ってきたのにあなたが求める「友達」ができないの。それを自分に問うたことはないの。
社会的常識や人への接し方、何度直した方がいい、やめた方がいいと忠告しても、直らないというよりは元々の性質であって、それこそ私の価値観を押し付けるにすぎなかったのだと、改めて知った。
人によって物を捉える回路が違う。あなたと私も価値観がとても違うということに頭の良いあなたなら気付いているはず。
それでもなぜ昔の思い出に縋るの。
尊敬しあえる人としか、友達にはなれないのだ。あなたは友達を誤解している。自分が安心するために「友達」を利用したいだけなのだ。
私はものじゃない。都合よくふるまってくれる親友じゃないんだよ。
何かが欲しいなら、何かを自分も失わなきゃ手に入らないんだよ。私みたいな何も与えなくても与えてくれると勘違いしてしまうような人間と友達になってしまったのがあなたの不幸だったのかな。
子供の頃からいわゆるエリート街道を歩んできたあなた。成績が良く努力ができる人だよ。同じようなあるいはそれ以上にエリートな世界の人と付き合って行った方が成長できるし有意義なんじゃないかな。
私の存在があなたを子供時代に留めているんじゃないかな。
あなたは見下せる人ばかり求めるけど、見下せない人と付き合って行った方がいい。
年を重ねて、分かったことがある。自分を受け入れるということ。
私は駆け引き無しの、自分のままで、偽らないで接してくれる人達に出会ってきて、私も嘘も見栄もない自分のままで人と接したいと思った。まだまだ難しいことだけど。
あなたと付き合って行くべき人の中に私はいないし、私が付き合って行きたい人の中にもあなたがいない。
私は残酷なことをしようとしているのでしょうか。