だいすきな家族がてんごくいっちゃった。
わたしがどんなに辛い時も、いっつもね、癒してくれて泣いてる時はすごく心配した顔してさ、ほんとうにバカがつくほど人懐っこくて、愛想良くて生きてることがおかしい状態って言われてから1年も生きてくれた。
1週間前まで本当にずっとこのまま生きてくれるんじゃないかって思うほど元気だった。
10年前くらいに犬の映画見て、死んじゃうシーンで10年がこんなにはやいなんて思わなかったってセリフ、その頃は私はまだまだなんておもってた。
でもほんとうにあっという間で。
11年の間、思い出すとほんとうにたくさんたすけてくれた。
名前呼ぶと無邪気に尻尾振ってお腹見せて、そんな姿見るだけでどんなに辛いことあっても元気になれた。
あたえてくれるばっかりだった。
わたしは何がしてあげられたかな?
最後の瞬間の悔しそうな顔がどうしても忘れられなくて、目の前で泣いててごめんね、行かないでなんて引き止めてごめんね、きっとそんなんだから、あんなに悔しそうな顔だったんだよね、苦しかったよね、笑顔で見たら余裕なんてなくてごめんね。
11年間本当にありがとう。
だいすきだよ。
名前のない小瓶
48773通目の宛名のないメール
お返事が届いています
いちごりんご
「だいすきな家族」、冒頭の言葉から、あなたがどれだけの愛情を持って過ごしてきたかが伝わってきました。
お別れは辛く悲しいけれど、きっと「たくさんの愛をありがとう」という思いで旅立っていったと思います。
時薬があなたの心を癒やしてくれるよう祈っています。
ななしさん
私も、犬飼ってました。
悲しいことがあって泣いてると側に来て
どうしたの?ってよってきてくれました。
その犬は、家族が、みんな出かけている間に苦しみながら亡くなったみたいです。
目を開けたまま亡くなっていたらしく、母が買い物から帰ってきて、必死で目をとじて上げたみたいです。
その時は、まだ、暖かかったらしいです。
父が帰ってきてから、家の庭に埋めてあげました。
しばらくは、立ちなおれず、泣いてばかりで、ずっと写真に話かけてました。
今、メール打ちながら、思い出して、泣いてます。
亡くなるちょっと前から、ずっと寝たきり状態になって、歯もしっかりしてたので、ごはんあげるのも怖いぐらいでした。
でも、最高まで、面倒は見ました。
その日は、始めて一人で大阪に出かけた日でした。
目の前で亡くなられたんですね。
私は、待ってくれませんでした。
電話で、亡くなった聞いて涙止まらなかった。もう少しだけ、待ってて、みんなの前で亡くなって欲しかった。
母も、もう口のついたものは、飼わないって言ってます。
私も、同じ思いです。
その代わりに今は犬のぬいぐるみを大事にしてます。
あなたのメール読んでて、思い出してしまってメールしました。
長々とすみませんでした。
ななしさん
あなたのように愛情あふれる家族のもとで11年も過ごせて、とても幸せだったと思うよ。
ななしさん
私も4年前、大事な家族を見送りました。
独り暮らしの私が帰るまで、生きて待っていてくれました。
皆がいつも集まっていた畳の部屋に、1番好きだった紫の座布団を敷いて、その上で丸くなっていて。
帰った私を見上げた目が、ほっと安心したように見えました。私の願望だったかもしれないけど…それから10分もたたない内にお別れになりました。
台風が来た夏の夜、潰れた商店の軒下に泥だらけでいたのを見つけてから12年。
散歩が好きで、フリスビーが得意で、縄跳びは下手だけどやりたがり、カエルやムカデにも逃げるくらいビビり、人間が大好きで、反抗期の私と親を繋いでくれて、彼を紹介した時にはいっぱい尻尾を振って歓迎してくれた。
命を助けた見返りに余りある、賑やかで幸せな日々でした。失って以来、何も飼えていません。
あなたの家族と天国で会えて、一緒に遊んでいたらいいなあ。
ななしさん
いい家族でしたね。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。