いろいろな写真に関する本を借りて読んだ。
写真だけのもの、文章と写真を組み合わせたもの、たくさんの写真家のひとたちの撮ったものを並べて後ろにひとりひとりのインタビューが載っているもの、snsでの写真の扱い方や肖像権について書いたもの。
たくさん吸収できたらいいなとおもった。
びびっとくるものが欲しかった。そういうのは自分から求めるものじゃないかもしれないけど。
いいなあと思うものには傾向があって、それは ひとの顔が見えるものだった。
風景もきれいだとおもったけど、ひとの顔がページにあって、鼻の形輪郭、目の形と視線の強さがすごいとおもった。
はじめて衝撃というか、一目で心臓が掴まれたような、そのような感じがした。
都築響一という人が撮った広島太郎という写真。題名でもあり、その写真に写るその人物の名前的なものでもあるらしい。
真正面から捉えた図で顔がしっかりとみえて、何かで光る鼻の下とか瞼に少しかぶった目とか。
すごい衝撃だったし、すごい怖いと思った。
二度目見ようとしたときは どうしようどうしようとなぜかとても焦った。
だけどずっと見ていたいとおもった。