名前のない小瓶
クラスの男子の下品な笑い声が
全て私のことを笑っているんじゃないか
私、どこか変かな?
そんなこと考えて中高一貫で六年目も終了間近。
学校という場所は
私にとっての監獄でした。
辛くてしんどくて。
中学二年から保健室登校でした。
自意識過剰って言われても、気にしてしまうんだから仕方ないじゃん……って。
簡単に分かるよっていうのもあれかもしれないけど、
私にはあなたの気持ち、少し理解できる気がします。
でも私、痛いの嫌いだから殺されるのも嫌なんですよね。
すっ……と、こう、何も残さず消えられればいいのにって思ってます。