疲れた。生きてる意味ってなんなんだろ。
今回ホームステイをしてみて、見えてきた自分って、ほんと他人からの評価を気にしすぎる。正論と自分の思いがぶつかって身動きとれない。
一日フリーの休日だった今日は、私以外の同学年の友達は皆、ニューヨークに遊びに行ってた。私もすごく行きたかったけど、ホストファミリーが初日から今日の予定を考えてくれてたからホストファミリーを優先した。もう学生としての時間も短くなりつつあるし、皆と思い出づくりしたかった。あそびたかった。
一緒にホームステイしてる後輩との関係もしんどい。プライドが高くて、融通のきかない少し前の自分にそっくりで。でも、英語はできるから頼りになるけど、そっちも聞き取れてないとこあるし、何よりも聞き取れてるなら、ホストファミリーと会話をしてくれ。無言の時間が続いてしんどいのか、ホストマザーのため息回数が日に日に増えていってるんだよ。
こっちだってため息つきたいよ。友達との遊びを涙を流してあきらめて、ホストファミリーとの時間を優先したけど、いざドライブに行こうとしたら、タイヤがパンクしてるし、雨が降ってきて観光どころじゃないし、結局ドライブ1時間して帰ってきただけじゃない。ほんとに行けばよかった。
都市圏に行ってはいけないという学校のルールを友達とこっそり破って、後輩からの「自分だって行きたいのに行くんですね」という暗い眼差しとホストファミリーを振り切って。何十万のバイト代をつぎ込んで、行きたかったインターンシップもキャンセルして来たんだから、もっと自分の赴くままに行動すればよかったのかな。
でも、帰ってきたら、ホストファミリーになんて一日の出来事を伝えればいいかわからないし、後輩からのねちねちした会話をどうすればいいのかわからない。
結局、ホストファミリーや後輩の顔色を伺って、理性で、ホストファミリーの好意を無にしたらいけない。行きたいけど我慢してる後輩に悪いと自分を押さえつけては、泣いてるもんな。ばからしい。
なにが正しいか、なにをすればいいのか分からない。ホストファミリーとの時間を大切にしたいけど、この留学の目的は遊びではないし。でも、せっかく大金払って来てるんだから、友達と遊びに行きたい。
何を言ってるかほとんど分からない、ため息回数が増えてきたホストファミリーや自分の嫌なとこを思い出させる後輩と一緒にいたくない。でも、ホストファミリーはなんにも返せない自分達に話しかけてきてくれるし、後輩自身に罪はないし、自分が勝手に重ねてるだけだし。
ずぅっと正論と自分の思いがぶつかって、身動きがとれなくなって、結局自分の思いを必死に押さえ込んでる。しんどいなあ。
もっと自由に生きたいなあ。