大好きなことが全部下手くそ。
音楽が大好き。歌うのも好き。
でも、
音痴。自分で気づけないタイプの
厄介なやつ。
楽器もできない。いつまでたっても
上達しない。
自分で作るのも好きだよ。
でも、いつも中途半端。
完成できない。
演劇も好き。両親の影響で。
でも、大根。
いつも誰かに負けてる。
むしろ私より下の方が少ない。
あの子は私より声が出てないのに
音程がとれてるから褒められるのはあの子。
あの子は人気者になりたいだけなのに
私より上手。私より練習してないくせに。
素敵な歌を作れるあの人が羨ましい。
どうして台本の世界を壊さない演技よりも
面白い演技の方が認められるの。
どうして。
こんな私なんかしんでしまえ。
55322通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
こんにちは
楽器は何でも難しいですよ。
自分もギターをやりましたが、5年独学でやってから習いに行って、音階や理論などを勉強しました。
曲を作るのも難しですよね。でも皆が作れないから作りたいのでしょう。でも難しいし、作っても売れないのが普通です。
皆ダメ出しはどんどん言います。
もし一番上手な人だけに価値があるなら
アメリカだけが生き残っていればいいのかもしれません。
そんなことはないでしょう。
皆生きています。
疲れたら休んで回復したらまた何かを作ればいいんじゃないですかね。
永遠に売れ続ける人も殆どいません。
皆生きてていいんだと思います。
ななしさん
絶対、あなたの努力(?)を観ていて、自己評価の低いあなたの気持ちに共感している人がいるはずです。
良いのですよ。「あの人のほうが上」と、心底思えるのって才能だと思います。好きなことならば頑張れる、それほど羨ましいことってないと思います。
あなたは周りの人のことを羨むことが出来る、そのまま好きなことを続けていてくださいね。
他人のためにやるのではなくて。
ななしさん
認められる人は自分の世界観を大事にしているからじゃないかな。
他人と比較することばっかしてたら自分のいいところなんて絶対に気付けないし、周りに気付いてもらうこともできないよ。
多少音痴でも、めちゃくちゃ感情豊かに歌うことでカバーする人もいれば、特徴的な声質を生かしてカバーする人もいる。
面白い演技の中には、その人の世界観だったり、見てる人を楽しませたいって気持ちがあったりする。
あなたは上手くやろう、上手くやろうとしすぎてぎこちなくなってるんじゃないかな?
妬む気持ちはまじでめっっちゃくちゃわかります。でも妬みベースだと、好きだからやってたことがいつか楽しめなくなっちゃうんですよ。それって悲しいし苦しい。
純粋に好きだった気持ちを思い出して、欠点よりも、今少しでも見つけられる長所を伸ばしていった方が上手くいくと思うよ。
あと音痴にはピアノの音を一音ずつ聞いて声を合わせるって練習が一番効果ありました。
殺すにはもったいないよ!
まりちゃん
わたしは、下手上手い、の前に
自分が楽しんで作ってるものは
多少拙くても
伝わってくるから魅力的、という場合もあるかも?
と、思いました。
ななしさん
確かに音感は持って生まれた部分が大きいかもしれませんが、演技は上達の可能性が充分にあるのでは?
大事なのは目ですよ。
自分より優れた人が多いなら、まずはよく見ましょう。どこが高評価を受けているか。求められるのは台本の世界を壊さない演技ではなく、台本の世界を更に豊かに広げていく演技です。台本を壊さないように注意し過ぎているなら、演技も小さくまとまってしまっているはずです。
そして、演技にも時代の流行があるはずです。昭和は若い男優でも演技が渋かった。今は爽やか好青年だったり、少し病んでるようなダークヒーロー系が人気です。そういう流行をうまく取り入れるのも必要では。
勉強でもスポーツでもファッションでも、初めは何でも真似からスタートします。
優れた先人を模倣出来ない人に、自分らしさや、新しいスタイルを作ることは出来ないと思います。
以下はまだお返事がない小瓶です。
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