なんか、つらいよ。
よく、わかんないよ。
どうすればいいの。
毎日毎日、自分で作り上げた世界に閉じこもって
一人で考えて、考えて。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる
一周めぐって
また考えて、考えて。
ずっと考えて、考えて、考えて。
結局元に戻ってしまう。
私はどこに行ってしまったんだろう。
好きだったものも、嫌いだったものも
夢も、頑張る気持ちも。
すべて。
どこにあるんだろう。どこに行ってしまったんだろう。
頭の奥のほうがフリーズして
肝心なところが抜けている。
残ったのは鈍い感情。
期待して、失望したんだ。
信用して、裏切られたんだ。
それでも、と頑張ったけど、考え続けたけど、結局すべて失ってしまった。
何度やり直しても、過去の檻に閉じ込められて、抜け出せないんだ。
もう、ダメなんだよ。
今回は、またああなるのが怖くて、檻の中に閉じこもっていた。
自分を騙して、格子の間に幻想を描いて。
でもさ、透けて見えるものは、やっぱり私を苦しめるんだ。
ちらつく現実。
甘くない現実。
いつかは見つめなきゃいけない現実。
まだ、見ていたいんだよ、その夢を。幻想を。許してくれ。
すでに少ししか残っていない脳が、すでに鈍く硬い感情が、外に出たら石になってしまうから。
許してくれ!ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
それでも、もう駄目だというんだろ。助けてもくれないんだろ。死んじゃえよって思うんだろ。
私なんて本当はいらない生き物だ。自分をだまし続けてきた。いい人だ、上手上手、頭いい、すごいすごい、と。嘘なんだろ。全部。ぜえんぶ。
人と分かり合えない、言葉が通じない、ダメだだめだだめだ、私はダメだ。
幻想のひびに、気づいているんだ。もう崩れてきてるの。見えるでしょ。
慣性の法則みたいに、ただ、すべて停止して、すべてが停止し続ければいいのに。そんな願い、かなうわけない。
騙し続けても、意味がないんだって知っているでしょ。
すべてが無駄なんだ。ああ、そうだ。そうに決まっている。
すべて止まってしまえ。消えてなくなれ。もういいんだよ、やめてくれよ。
もうすべてが、無駄なんだから。