こんな人生嫌だ。
子どもの頃、私の親友の父と母が不倫をして出て行った。
近所では村八分状態。
小学生の頃からリスカが辞められなくなり、まだ3歳だった妹も死んだらどうなるんだろうと言い始めた。
結婚して幸せになれるかと思ったら、夫の浮気発覚して、暴力夫に殺されかけて離婚調停、裁判。
私は看護師で向こうは薬剤師。仕事もちゃんとして、リスカも辞めれていたのに、リスカの跡があるから、私の家族構成では子どもを育てられないと言われて控訴してもだめで、子どもの親権を取られた。
癌や色んな病気も見つかった。
生きていたい理由が見つからない。
悪い事をした人と闘って、大切な人を奪われて。世の中不公平すぎる。
死にたいとしか思えないのに、起きたら病院にいる。
生きたい人に私の寿命をあげたい。
ななしさん
もうすぐ死ぬかも知れない人に。
こういう言い方とか書き方はマズいのかも知れない。
でも、あえて書かせて貰うと、
「病気で死ぬときが分かったのは、生きてきたご褒美だよ」
と伝えたい。
うちの爺さんが最後、痴呆症徘徊老人になって家族が見捨てたとき、
今まで、家族を一生懸命支えてくれた爺さんへ、神様みたいなのがくれた忘却って言うご褒美だと思った。
亡くなるのを看取ったときも、意地でも病院へ泊まり込んで、
「死んでいくのは、頑張って生きてきたご褒美だよ、ゆっくり休んでゆっくりのんびりあの世で過ごしてね」
って願い続けた。
最後の時間、或いはもうすぐ居なくなるかも知れない君へ。
俺個人の意見だけど、
「凄く頑張って生きてきて、出来る事をやり抜いて、ありがとう。
何に対して有り難がっているのか自分でも分からないけど、
でも、今まで生き抜いてきてくれて心から感謝したい、だからありがとう。」
どのくらい辛かったのか俺自身じゃ無いから理解出来ない事は多いから、同情はしないよ。
でも、凄く頑張ってきた事だけが物凄く伝わるよ。
だから、がんばったんだね。とだけは書かせてね。