死にたい。
でも家族のこと考えたら死ねない。
私は家族のことが大好きだから、自意識過剰だろうけど家族は悲しむだろうから、死ねない。
生きているだけで息が苦しい。かといって死ぬことも出来ない。
結局私が腰抜けなだけ。
何回も自分の首を締めた。
だんだん紐が首に食い込んできて、その痛みすら心地よく感じて、「ああ、これで死ねる」って思ったら酸素不足で力が入らなくなって、締め続けられなくなって、死ねないっれいうのがオチだったけど。
突発的に、ふっと思うの。
「あ、死にたい」ってさ。
感覚としては、「あー、シュークリーム食べたいなー、買っちゃおうかなー、でも太るなー」みたいな感じ。
毎日聞こえる呪いの声。
お前なんて死ねばいいお前は社会にいてはならない存在だゴミクズよりも価値もなにもないんだ消えてしまえどこぞで野垂れ死んでしまえ虫ケラが何を言っても無駄だ死ねば楽になれるぞそこのベランダから少し身を乗り出せばいいだけだそれだけで何万人の人が喜ぶんださあ早、怖いのか怖がる権利なんてお前には無いなんなら駅のホームから飛び降りてもいいんだぞ多くの人に迷惑をかけるだろうがなお前は死してなお人様に迷惑をかけるのか最低だなやはりお前は死んだ方がいいのだほら死ね・・・
耳を塞いでも、イヤホンで大音量で音楽を聴いても、掻き消せない、どうしても聞こえる声。
もう嫌だよ。こんな、どんどん酸化していくだけの世界なんて。
悪い夢なら覚めてよ。