昔から、自分には"偽物"のような感覚がありました。
自分は誰かや何かの代わりで、本当に必要な人、物がくればすぐに捨てられてしまう、要らないものになるのだというような感覚です。
でも捨てられたくないから、必死になって物事をします。
でもその必死さがから回って思い通りにいかなかったり、自分という存在が受け入れられて油断などしてしまうと、本性の性悪が顔を出します。
意地は悪くないつもりですが、皮肉ったり感情的になったり。
そして自分の居場所をまた追い詰めて居られなくなってしまう。
どこででも心が許せなくなる、許して良いと思えなくなる。
たかだか表面的に良い人でいようと、それは自分の本質ではないし、つまり本当の自分が好かれる訳でもないというのに。
そうしていつまでもいつまでも一人で、誰にも受け入れられず、誰にも求められず、誰にとっても 一番にはなれず、居れば多少の役には立つが必須ではない存在なまま、何年何十年と過ごすのならば、もうこのまま消えてしまえれば良いと、ずっと、ずっと思っています。
楽しい事がない訳じゃない、心踊るような事がない訳じゃない、でも、だからといって惚れらが生き続けたい理由にはならないのです。
以前から、死を望み、消失を望んでいた。
苦しかったから、心療内科を訪れたが、当時はまだ若かったのもあっただろうが、若さ故の感情の起伏で済まされてしまった。
歳を重ねて、心だけじゃなく、体までも不調を訴えだした。
内科に行っても、異常はない。
どうすれば良いのか、分からない。
どうにもならないなら、終わらせても良いじゃないか。
名前のない小瓶
55974通目の宛名のないメール
お返事が届いています
まりちゃん
あ、それ、難しくないです。
ただ、今まで偽物感覚だったのは
自分という身体はあるのに
真ん中の操縦席には
他人を乗せて、自分は身体の外に出て
操縦してる人に
奉仕してる生き方だったから、かなっと。
それを、他人軸とも申します。
他人は他人さんの、居場所があるので
どーんとどかして、
自分が最優先、操縦席に戻るだけ。
そして「自分が」なにがしたいのか?で、生きる。
誰かの代わりとか、捨てられるという
世界とは違う世界観です。
無理強いはしないけど
そういう生き方もあるよ、のお返事です。
ななしさん
心療内科に行ったんですね。
私も経験ありますが、先生が合わないとそうゆう風に流されることもあるみたいです。
私の知り合いは何件も巡ってやっと合う先生に出会えたと言ってました。
あなたが終わらせても良いと思うのなら、終わらせても良いんだと思います。
ただ私はもう一度心療内科、行ってみるのも手ではないかなと思います。
心踊ると思う事があるなら、楽しいと思う事があるなら、終わらせて今後その機会を無くすよりも、楽しいと思う事が待ってるんだと思って動く方がずっと良いのかなと。
終わらせるのも勿論一つの手です。
ただ一つ忘れて欲しくないのは、そうする事で泣く人がいる事です。泣けなくても心に深く傷をつける人がいる事です。
それを忘れないで。
どうすれば良いか分からないなら、私はもう一度心療内科へ行く事を提案します。
正直過去の私と重なると思って小瓶を読みました。
勝手ですが私の気持ちを伝えるなら、私はあなたに居なくなって欲しくない。
そう思っています。
ななしさん
私ととても似た考えをお持ちの方がいてびっくりしました。
代替可能、人数合わせ、そんなこと気にしてない人のほうが好かれてるのに難しく考えてしまう。
自分が本心から必要としている人にそんなこと思われたら悲しいですよね、ってわかっていらっしゃると思うし、頭でわかったところでどうにもならないんですよね……
自分語りで失礼しますが、私は(ファン的な意味で)好き、を伝えに行ったら、「私の作品なんて……」と何度か言われてとても悲しくなり、目が覚めました。
それから、「私の人生だし私は生きてる価値があるんだ!!」と、無理やりながら考えて生活するようにしています。それでも根っこがアレなのでよく潰れるのですが……
多分ですが、主観的に悪いところなんてない人ばかりに見えても、うまいこと隠してるだけで、人間そこまで出来たヤツはいないですし、案外黒いところを見せても大丈夫だと思います……けど、それよりかはご自身で受け入れられるかどうかが一番の壁ですよね、きっと。
小瓶主さん、何かを作る趣味がございましたら、自分の趣味をこれでもかと満足いくまで叩き込んだものを作ったり描いたりして、「こんな素晴らしいものを作っただけで価値あるじゃない私!」と思い込むのもアリだと思います。自分あるいは大体なんでも褒めてくれる友達にしか見せない(周りと比較しない)のがミソです。
長くなってしまいましたが小瓶主さんが生きやすく生きられるように応援しております!
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。