就職に失敗した。
プライドもズタズタ。
いっそ消えて無くなりたい。
4年生大学に通っていて、2年生の頃から就職を意識して積極的に行きたい業界を調べたり、インターンに参加していて、周りよりもやる気と志望度は高かった方だと思う。
でもいざ就活が始まると、志望度の高い会社ほどお祈りの連続だった。
周りの友人で遊んでいた人、あまり就職に関心がなかった人程、大手企業やそこそこの企業に内定が決まっていく。
焦りに焦って、保険のための内定を一つもらったが、実際心は全く楽にならなかった。むしろ、この内定を取る為に使った時間は無駄に感じる。
そうこうしているうちに、友人がこちらに気を遣って就職状況を確認したり、合否の連絡について共感してくるがそれすら、私のプライドが傷ついていく。
大学の友人に対して嫌気しかない。
周りで自称メンヘラで、普段から「死にたい」と軽々しく言う友人がいるが、自分は死にたいと周りに言う人間が心底嫌いだった。
周りから見れば私は常に笑顔で、誰にでも優しく振る舞うタイプで、信頼を置かれている事も自分で気付いていた。学級委員やリーダーを任せられる事も多々ある。
自分は信頼をおける数人の友人にしか弱みは見せない。
だからこそ、「『死にたい』など、そんな事を発するのは周りの雰囲気をマイナスにしてしまう。」と何処かでずっと思っていた。
振り返って思い出せば
「優しくて明るいから○○は悩むこととかあるの?」と誰かに言われることもあった。
笑いながら「ないない」と返すが、そういう風に見えるように計算して私が振舞っていることは周りには気付かれない。悪口やマイナスな発言をあえて控えていたから。
そんな私が、結果を出せない自分に嫌気がさして人生で初めて「死にたい」という感情が湧いた。自分のプライドが傷付いた。周りからの期待を考えて自意識過剰になっている。
一旦現実逃避をしようと思い、地方にいる親友の家に行ったが、逆効果で何も言えなかった。こんな事で死にたいと思っているなんて。
大好きな人程、大切な家族ほど「死にたい」といった弱音を何も言い出せなかった。
お金をかけて電話相談をする気力もない。恨めしい友人がいる大学に行きたいと思えない。引きこもりたいところだが、お金のかかる人間なんか生きていても必要ない。
どうしようもない。
何をしたら救われるのだろうか。
どうしてこんなに苦労したのに報われないんだろうか。
誰にも言えなかったので書き込みました。
名前のない小瓶
56091通目の宛名のないメール
お返事が届いています
苺@ポケ=莉るこ
そうなんですか…
苺は中学生になってから初めて〇にたいと思いました
これからも頑張ってください
ななしさん
周りより頑張ってるのになんで、って思うことありますよね。
私もマイナスな発言をすることは自分のプライドが許さなくて、
どんなにしんどいときもお気楽なキャラを気取って発信しています。
周りには本当にお気楽なやつだと思われているかもしれません。
本当はすぐ落ち込んで気にしいなのに、
周りを気にし過ぎてマイナスになることが言えません。
溜め込むと辛いですよね。
就活、わたしも数年前にしましたが、
お祈りされる時は自分の実力不足ではなくて、
単にその会社と自分が合っていなかっただけだと思います。
自分という人間を否定されているような気持ちになりますが、合わなかったんだな、って、ただそれだけ思えばいいんです。
少しゆっくりして、本当に心の底から、この会社しかない、どうしてもここに行きたいって思える会社が見つかったら、そのひとつだけ受けてみるのもいいと思います。
大企業でなくても優秀な人が沢山いるスタートアップやベンチャーもありますし、
そういった会社はインターンから新卒で入れることも多いです。
本当に行きたいと思える一社に出会えれば、アプローチの仕方は何だってあります。
あなたみたいなしっかりした方なら大丈夫です。
早く決まることよりも、何年も自分が成長できるぴったりの会社を見つけることの方が大事です。
応援しています。
ななしさん
ありがとう。
ポチ
小瓶主さんへ
そんなプライドは捨ててしまえばいい
うちの子も 本当なら大学4年生でした
私立の大学に通ってました
中学から成績はトップクラスで
プライドも高く 相手が大人でも
人を見下すことも たまにありました
高校でも 同級生を見下すのは変わらず
同じ大学に入った同級生ですら
同じ大学でも 成績は俺の方が断然いい
あいつとは違う
そう言うこともありました
そんな子供が
大学3年の一期に 4年に上がるための単位が足りないから
やめたい と言い出した
これまで 中学、高校の塾や 私立の学費とか
合わせると 600万は軽く越えてしまう金額を
使ったけど
やめると言った子供に対して
何一つ怒ることも 責めることもしませんでした
お前が決めたなら いいと思うよ
ただし プータローや引きこもりは 絶対に許さんから
大学やめて2ヶ月の間に就職しろ
その言葉だけを伝えて
大学をやめることには 一切口も出しませんでした
この子には かなりの高額なお金と
時間も使ってきましたが
だからといって
怒っても、責めても 仕方ないこと
やめる選択肢しかないし
あれだけプライドの高い子が
大学をやめる屈辱で 自殺 でもされたら
という思いはありましたから
責めることはしませんでした
たかが大学 それが親としての本音です
子供は
大学をやめて就活をはじめて 一ヶ月で就職してくれました
自分のやりたいことではないけど
とにかく経験を積みたいということで就職
学業の成績とくらべると
就職先も給料も かなり下がってしまった状況ですが
大学生活の時よりも 自分にゆとりをもって
穏やかに生活しています
少ない給料ですけど
家にもお金をいれてくれています
半年後に 自分のステップアップとして転職し
今は普通に社会人として過ごしています
あの時 怒っていたら 責めていたら
悪い方向に進んでいたかも知れません
親としては プライドよりも
生きていてくれる方が 良いんです
大学、就職なんかは 二の次
本人が生きてくれていれば
やり直しはいくらでもできますし
いつかチャンスも巡ってきます
もっともっと前向きに 自分の人生を見てください
名前のない小瓶
本音を話せる人がいないほどつらいことはありませんよね。
あなたがこのサイトを見つけることができて本当によかったと思います。
どこか遠くの人があまりいないようなところに出かけてみるといいと思います。山で思いっきり叫んでみたり、いつもの笑顔をやめて顔中の力を抜いてみるんです。とてもスッキリすると思いますよ。
落ち着いてきたら、なぜ自分は就職に失敗したのか、これからどうするのかを、じっくり考えてみましょう。ゆっくりでいい。もう一度自分の問題を見つめ直して解決策を考えてみるんです。一人だと、そういうことを冷静に考えることができると思います。
大丈夫。まだ追いつける可能性はありますよ。
名前のない小瓶
わたしも死にたい人なんです、
奇遇ですね、
でも死ねませんでした。
生き延びてしまって今があります。
強いプライドをお持ちな貴方なら、
きっと生きるということの残酷さや、
過酷さも目に映ることでしょう。
でも私は弱い人間です、
それでも生きています、不思議です、
生かされることになれてくると、
周りの人がやさしく見えてきますから、
生きるのが怖くなくなることもあります。
死にたいと思うほどだったのですから、
考えたい時間は大切にして、
ゆっくり働き始めても、
全然かまわないと思いますよ。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。