わたしは弱い人間じゃない。
だから弱音は吐かない。
弱音を吐く自分は他人に思えてきもちわるくなる。
なんでこいつはこんなクサイこと言ってるの。
どうしてこいつはこんな悲劇のヒロインを気取ってるの。
弱音を吐く自分が嫌いで嫌いで仕方ないから誰にも言わない。
助けてなんて言えるわけがないし、死にたいとも言えない。つらい、しんどい。言えない。
悲しい、苦しい。言えない。
そんな言葉を吐く自分も、その言葉も
他人事に思えて複雑な気持ちになる。
つらいとか、くるしいとか、かなしいとか。
言えるだけで楽になるらしいけれど。
気持ち悪くて言えない。
虫唾が走る。
きもちわるい。
そんな言葉を吐く人間も大嫌い。
きもちわるくてみにくいとおもってしまう。
なにがいいたいの?それを言ってなんになるの?たすけてもらえるの?たすけてもらえもしないのになんでいうの?このわたしを差し置いて何を言ってるの?
そう思ってしまう私の心は酷く歪んでいるのだと思う。
今日はテストなのにこんな時間まで眠れない。
今日も、きのうも、眠れない。
明日もきっと眠れない。
睡眠薬はくれない。5日分までしか貰えない。
遠くの病院だからそんなに頻繁にいけない。
眠れないから余計なことを考えて汚くなる自分の心に唾をはきたい。
骨と皮のからだにのこった切り傷はわたしが人前で服を脱げないほど至る所にある。
服で隠れるからと調子に乗って切り刻んだ跡。
縫った傷や、ぱっくり開いた傷。
もう誰にも見せられない。
このまま生きていけるとして。
私に好きな人が出来て、結婚して子供を作るとしても。
わたしの生理はもうずっと止まっているし、
わたしの子宮も機能を停止している。
わたしにもう未来はないと思う。
勉強もできないし、なにもこなせない。
不器用で甘ったれで最底辺。
きっと大学受験が始まる前にはすっといなくなる。
最初からいなかったかのように密かに息の根を止めるだろう。
ななしさん
大丈夫ですか?小瓶拾うの遅かったでしょうか?もっとはやくに返事すればよかったですよね。
誰にも助けを求めず甘えもせずひとりで頑張ってきましたね。すごいです。
でもね、あなたはすごいよ、すごいけどそれを僕は褒めてあげない。どうしてもっと早くつらいってことを教えてくれなかったのって思ってしまうから。言ってくれればこうしたのに、なんて言われたくないのは分かります。言っても誰も助けてくれないと思ったんですよね。この人なら言っても大丈夫かなって思える人がいなかったんですよね。本当にそれはあなたの周りの人間が良くなかった。そして僕も悪かった。せっかくあなたが小瓶を流すという方法で助けを求めてくれていたのに気付いてあげられなかった。ごめんね。
自分は助けを求めず我慢してるのに人は平気で助けを求めようとするのが羨ましいというか、自分の中の常識と違うからイライラしてしまうのかもしれません。
残念ながらあなたは我慢して助けを求めていないけれど、それは自分では言わないけれど察して欲しい人と周りからしたら同じかもしれない。外側しか分からない人がほとんどですからね。周囲の人間からしたらやっぱり助けを求めてくれないと分からないんです。あなたほどではないかもしれないけれどみんな自分が生きる事で精一杯。
あなたはここで自分はみんなみたいに弱音をはかないって言うことで助けを求めてくれた。だから僕はあなたを見つけられた。あなたはがんばったよ。だからって何もしてないけれど自分は弱いですって声を上げることは強い人だからできることだと思う。
遅くなっちゃったけれどまだ生きててくれているよね?
なにかつらいことがあったらまた小瓶を流してほしい。助けを人に求めることに罪悪感を覚えるかもしれないけれど小瓶を流してほしい。ここにいる人は話を聞いてくれると思う。
長くなりましたが失礼します。