ななしさん
昨年まで採用担当をしていたものです。
小瓶を拝読して、もし私があなたと面接でお会いしたら「元気がない方」という印象を受けるんじゃないかな、という気がしました。
気になったのは、友達がいない、親もそんなに悲しまないという部分です。
大切にしてくれる人がいない(いたとしても、本人は大切にされていると感じていない)人には、独特のオーラがあります。
わかりやすく言えば負のオーラというか…近づいた人が何となく不安を感じてしまう雰囲気。
これはわりと当たっていて、質問の合間の雑談のつもりで話をふると、他人との思い出話はほぼ出ません。難しい顔をして黙り込み、「休みは1人で過ごす派?」などと聞くと頷きます。
新卒ならともかく中途、転職なら、申し込んでくる人のキャリアやスキルは大体似たようなものです。
そこで結果を分けるのはこのオーラだと思います。
とはいえ、元気いっぱいキラキラしろとは言いません。全員がリオのカーニバルみたいなテンションの会社はあんまりないでしょう。
大切なのは、温もりですよ。周りから大切にされている人には、温もりがあります。今いる環境に安心している 。今回駄目でも出迎えてくれる場所がある。
そういう人は、面接のプレッシャーでどんなに緊張していても、どこか余裕があり、親しみやすさがあります。
私は、主さんは友達を作ってみたらどうかな、と思います。恋人でなく友達ね。
馬鹿みたい、関係ない、と思うかもしれません。でもね、「必要とされていない」という気持ちが友達が出来ることにより少しでも解消されるなら、それはもう今までのあなたじゃないですよね。否定ばかりされてしまっていたあなたじゃないです。生まれ変わるというと大袈裟かもしれないけど、心境が変わった人は表情が違います。
その表情が、面接官の心を揺さぶるかもしれない。
清潔感のある服装、ビジネスマナー、わかりやすい受け答え。そういう面接の基本はとっくに押さえてあるでしょう。
後は温もりです。誠実な温かさで、面接官の顔を緩ませて下さい。