僕に足りなかったのは
愛だった。
誰もが平等に受けていいもの。
それは、親の愛、、
親が味方であること。
家族は、
守るもの。なんとしても守るもの。
家族の心を、体を守る。それが家族。
それが僕にはなかった。
甘やかすとは違う。
愛はそんなネジ曲がったものじゃない。
僕が欲しかったのは
僕の話をちゃんと聞いてほしかった。
それに対抗するように
僕を痛めつけるんじゃなくて。
わかってほしかった。
本当にこっちを見てほしかった。
流して見るんじゃなくて
こっちをしっかり見てほしかった。
僕の気持ちを知ってほしかった。
僕を助けてほしかった。
僕が言わないのは
誰もが平等に受けるはずの愛を
貰えなかったから。
一度も認めてもらえなかったから、、
だからもういいと。
もう無理なんだって。
平等の愛は、
あの人達は
あの人達に
僕は
見えなかった。
そして今も
「見えてないでしょ?」
僕の顔。
本当の顔。
見えてないでしょ。
だよねぇ。
子供をちゃんと見ないやつは。
家族なんかじゃない。