大学生です。ずっと目指していた学部に合格できてから1年が経ちました。
高校は県1番の進学校でした。そこで作れた大好きな友達が、中学まで引っ込み思案で「楽しい」と思う基準が低かった私にたくさんの楽しみを教えてくれました。
今通っているのは県内の大学で、たまたま部活で仲のよかった高校の友達と同じ学部です。初めは新しい環境より安心感のあるその友達に頼りきってずっと一緒にいました。高校の部活が同じということで、大学のサークルも同じになりました。
夏休みを過ぎてから、その友達とずっと一緒に行動しすぎて嫌な面ばかり目につくようになりました。一時的なものかと思って我慢していましたが、冬休み前は家にいるときもずっと大学のことを考えてつらくなりました。高校の時は部活時しか一緒にいなかったので、性格の不一致に気づかなかったようです。
2年になれば、専門的な授業しかなくなってしまいます。今までのように別行動ができる自由な時間がない。そう考えると夜も寝られず、後悔しかありませんでした。
春のうちにもっと違う友達と行動すべきだった、違うサークルに入っておけばよかった、違う大学にすればよかった…
高校の時の自分が決めたことを否定してしまうのが一番つらいです。今までずっとなにをやってきたんだろう。どうしてあんなに頑張ったのにこんな大学生活しか手に入れられなかったんだろう。
同じ学部の他の子で、よく話しかけてくれる子がいました。最近は友達グループも固まってきてあまり話せていません。春休みのこの学年が変わるタイミングで、その子にこれから一緒に行動したいと勇気を持って伝えないと心が死んでしまいます。
このごろ心がぐらぐらで、毎日このことを伝えるか伝えないかで意見がころころ変わってしまいます。今は伝えたいと思っています。今の決意を忘れないように、小瓶にします。