みなさんがどうやって自分の性別を認識しているか教えてください。
性自認(自分がどの性に属しているかということ)というものは、本人が自覚しているかどうかに関わらず必ず心のどこかにあるものなんだそうです。
多くの人は性自認と身体の性が一致しているので、そういった疑問を持ったことはないと思います。
その性自認が身体の性と一致していないことをトランスジェンダー、治療対象としては性同一性障害といいます。
性同一性障害は英語のGender Identity Disorderの訳語で、身体の性と性同一性(=心の性、性自認)が一致していないことを指します。英語をそのまま和訳したためにこのような名前がついていますがGIDの人は俗に言う障害者ではなく、また精神病でも、同性愛者とイコールでもありません。(自分の性自認と同じ性を持つ人を愛するGIDもいます。生まれついての身体の性では異性愛ですがこれは同性愛になります。)
さて。ここからは僕の個人的な事情が絡むのですが。
十数年間、自分を女性だと思って過ごしてきましたが、最近、どうやら自分は女性ではなかったらしいと気付き始めました。
おそらく今まで、性別を自分の外側にあるものとしてしか認識していなかったためにこうも自覚が遅れたのだと思います。
男子はこう、女子はこう、それが当たり前で絶対的なものだと思いつつ、どこかで自分と世間で語られる女の子像との間にギャップを感じ、それが当然だと思っていたために周りの女の子もそういった女の子の“皮”を被っているものなんだと思っていました。
どうもそうではないらしいと気付いたのは本当にここ三年、とくに今年になってからです。
女性は好きだけど、女性と同じものが自分の身体にあるのは気持ちが悪い。途中同性愛者かとも思いましたがどうやら違うようです。
冷静に考えれば性が自分の外側にあるものであれば、GIDなんてものは存在し得ません。女性が作られた性だと言うのも有り得ない話です。
しかしそういうことは、自分の身に降りかかって始めて考えたことです。当たり前のことを考え直すことがこんなに難しいとは、自分がGIDであることを疑い始めて初めて知りました。
生まれついての身体の性と心の性が一致し、また生まれついての身体の性と心の性が一致した異性を好きになるマジョリティーの方々。
一度、考えてみてください。
性ってなんですか?
あなたはどうやって、自分の性を認識していますか?
(身体の性と心の性が一致しているという感覚が分からない自分は、ほかの人がどうやって性別を認識しているのか分からないのでこれは個人的な疑問でもあります。あなたは何をもってして自分を男性、あるいは女性と言えるのか、教えてください。)
ここまでGIDについて書いてきましたが、トランスジェンダーの中には自らを女性でも男性でもないと感じるXジェンダーの人もいますし、性は本当に多様です。性自認だけでなく、性指向(どの性を愛するかというこた)も人によって様々。
こんな悩みにぶち当たってから、僕はそんな性の多様性を考え始めました。
いつかGIDも、同性愛者も、インターセクシュアルも、セクシャルマイノリティーと呼ばれる人たちが快適に暮らせる世界になればいいのに。
セクシャルマイノリティーなんて言葉が、なくなってしまえばいいのに。
同性愛、性同一性障害etc…
気持ち悪いですか?
だとすればそれはどうしてですか?
何も知らないくせに、安易に色眼鏡を通して見られたり差別されたりしたくない。
まずは知ってほしいし、考えてほしいです。
あなたの信じてること、見えていることはたぶん、ほんの狭い世界なんです。
長々と書いてきたけれど。
これだって、僕の個人的な意見にすぎない。たしかにトランスジェンダーの可能性があるってことを踏まえた私見ではあるけれど、だからってトランスジェンダーみんなが僕と同じ考えなわけじゃない。
たとえば『オカマ』や『オナベ』っていう言葉の使い方については、トランスジェンダーや同性愛者の間でもいろんな意見があるし、ほかのことに関しても当然そう。
性別適合手術を受けるトランスジェンダーもいれば、生まれついての身体のまま、生活してゆくことを選ぶトランスジェンダーもいる。なにもGIDがいるのはテレビの向こうやそういうお店だけじゃないんです。
セクシャルマイノリティーと言われる人は、40人に一人はいるという研究もある。もっとかもしれないし、本人が自覚していないこともあるかもしれないけれど、少なくともあなたの知り合いの中にゲイ、レズビアン、バイ、トランスジェンダー、そのほかマジョリティーではない性指向や性自認を持つ人がいる可能性はけして低くないわけです。
どうでしょうか。
僕のこの呟きが、少しでもあなたの心にひっかかることがあればさいわいです。
?
なお、上述の知識は文系学生である僕ができる限りのことをして調べたものです。専門家ではありませんので、誤った内容があっても責任は取りかねます。
詳しいことは専門書などでお調べください。
このメールができるだけ多くの人のもとに届いて、またたくさんの人のお返事をいただけることを期待して。
えとわす。
名前のない小瓶
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お返事が届いています
ななしさん
俺はFtMです。
俺が自分の性に気づいたのは、物心ついたときで、その時幼心に「あっ、これは人にバレてはいけない、人とは違うんだ」って思いましたね。
俺はもう高校生になりますが、未だに誰にもカミングアウトできていません。
自分の性の確認の仕方は、自分が、女になったイメージと男になったイメージ、どっちがしっくりくるかで判断してます。
小さい頃はあっち(男側へ)行きたい、とか漠然とした感じでしたが、イメージで判断したらわかりやすいのかなと思います。
自分の性が体にあっていると言う感覚はどうしても分からない。
それと、どうして俺は女ではないと、自分自身に自己嫌悪を持つきっかけになったのは、やっぱり第二次性徴期ですよね。
あれで一気に嫌悪感が出て、いつも一人で泣いてた。誰にもカミングアウトしてないから、だいぶ悩んだな。
だから、本当にもう、俺男なんです!女じゃないです!ってなってくると全力で拒否反応起こすんだと思います。
確かに、性的少数派が生きやすい世の中ができればいいですよね。
ただ、俺はLGBTという言葉の広がりのせいで、カミングアウト出来なくなったところもあります。学校でこう言う人がいるんだよ、理解してね的なこと言われたら、言えなくなりますよ。
俺は男なのに。別にLGBTで配慮して欲しいわけじゃない。俺は普通の人と同じ、ちょっと性別が見た目じゃわかりづらい男なんだよ。そう叫びたかったです。
LGBTの授業を受けている間が苦痛でした。今年もまた、LGBTの授業があるでしょう。
でも、小瓶主さんと気持ちは同じで、社会をもっと性的少数派に優しくなることを願っています。だから、俺は(やっと決心がついたか感はあるが)人権作文と向き合おうと思いました。
人権作文を真剣に書いたなら、少しは心届いてくれる人もいるんじゃないかって。少しでも偏見が消えるんじゃないかって。辛い思いをしている人の心の支えになれるんじゃないかって。
俺はそう思って書いています。
長文失礼しました。少しでも明るい未来が来ますように。
Yuto
俺はFTMです。
俺は幼稚園の頃に恐竜等が好きだったり、男子と外でよく遊んでました。でも歳が上がるにつれ、男子友達が減っていく悲しさと体の違和感がでてきました。これが俺の心の性別を認識した時期でした。
小瓶主さんのように思ってくれている人が居るのは本当に嬉しかったです
ななしさん
私は身体の性と性自認が一致している人間です。その上で、トランスジェンダーの方を少しでも理解したいと思い色々勉強しているのですが、どうしても以下の初歩的な疑問が解消できずにいます。
私は自分を女性だと思っていますが、それは身体が女性であり、なおかつ生まれた時から周囲に女性として扱われてきたからです。情報を遮断されて「あなたの身体は男性で、あなたは男性なんですよ」と言い聞かされて育てば、自分を男性だと思い込んでいたでしょう。私にとって性自認とは生まれながらに持つものではなく周囲との関わりによって後天的に作られたものなんです。
そもそもジェンダーというのが太古の昔から人為的に規定されてきたものです。実際にはそれに反して『男性的』と言われる車や機械いじりが好きな女性もいれば、メイクをしたりスカートを穿いたりする男性もいますし、同性愛や両性愛はごく自然に存在するものですから性的指向も性自認を断定する根拠にはなりえません。
それでもなお、自分は身体的性と性自認が一致しない、と感じる理由はなんなのでしょうか?
トランスジェンダーの方でも、こういうことをオープンに話しても構わない、もっと知ってもらいたいという方もいれば、深く突っ込まれたくないという方もいて、当事者に訊くわけにもいかず一人で頭を悩ませています。
ななしさん
自分も自分の性に悩んでいます。身体は女で、性自認も女だとは思うのですが…一般的な女性と趣向が全く違うのと、男女問わず恋愛対象であることから、自分の性が分からない状態です。
自分はこういう人間だ!と認識できる人は本気で自分に向き合ってきたんだろうなと思います。
今の自分にもやもやしてるのは、周りの「常識」に囚われて(それが楽だから)、生きてきたからなんだと最近分かってきました。
もっと自分と向き合って、自分について主張できる自分になれるように頑張りたいと思います。
ななしさん
あなたは良く勉強されているようですね。
ですが知識というものは経験によって裏付きます。
今度は本ではなく、人と向き合ってみてはどうでしょう?
自分をどうやって認識してるという質問でしたね。
人は自分と他者を比べる事によって、自分を知るのではないでしょうか?。
私も体の性と心の性が一致している感覚は分かりません。性別で分けるのは苦手です。
敢えて言うと一応女性です、自信はありませんが……。
スカートが好き、メイクが好き、可愛いものが好き、乳房が気になる、大人しい、受け身である、前世の記憶?心が訴える?男性に愛される事を望む、女性に感情移入をする等、様々な理由はあげられますが、どれも決定打にはならないと思います。
そうですね・・・私が性自認を女性であるとする
一番の理由は自分がそうであると信じたいからです。
何かの参考になれば幸いです。
ななしさん
共感できる
ななしさん
共感です
さつき
俺も、性自認について悩んでる1人です。
俺、なんて言ってますが、体の性別は女。体を男にしたいわけじゃないけど、「私」より「俺」が楽で、服装も男性寄り。制服のスカートも履けなくなりました。
ずっと悩んでたことをすごく端的に言葉にして下さっていて、具体的に考えやすくなりました。本当にありがとうございます。
俺の場合、心の性別はどちらかというと男、だけど女の体(胸があるとか、生理があるとか)に嫌悪感はなくて、だけど女の服装をするのは嫌です。
恋愛対象は男性でも女性でもあり、だけど性的欲求はどちらにも抱きません。
こんな偏屈、参考にならない気もしますが、一例として。
同じ考えの方が沢山いらっしゃって、自覚したばかりの中3としてはすごくありがたかったです。
重ね重ね、本当にありがとうございます!
ななしさん
女の身体をしている自分が、どちらとしてどちらを好きなのか、いまだによくわかりません。
決まったものではなく、その時々によって変化している気がしています。
女として生きることに違和感を感じたことはありませんが、自分は一体なんなのかはっきりしないまま生きています。
一般的な人はそこに疑問を持たないのかと考えていたところであなたの文章を読み、私だけではないと安堵しました。
ななしさん
打ち明けたら怒られる
という認識で今まで生きてきてすごく後悔してます。自分が成長する前に打ち明けられていたらどれほど楽だっただろうか。。。
今更性別を改めようと考えても、成長したものを戻すことはできない(声や体格)ので絶望感に苛まれてます。
自分と同じような思いを抱えている方が少しでも救われることを心から願います。
ななしさん
同じ意見の方がいらっしゃって本当に嬉しいです。誰にも理解されずに今まで生きてきて、何度も死のうと思いました。ですが、やはり怖くて出来ませんでした。今もこの悩みを抱えながら生きています。こんなゴミのような世の中から差別などが一刻も早く無くなって欲しいですね。共に理解されるよう頑張りましょう。
(語彙力なくてすみません。)
ななしさん
私も、嫌、俺も性同一性障害なんです。
親に話しても、信じてくれない。ツラかった。
でもあなたのこの文を読んで、こんな風に考えている人が
いるんだって思いました。ありがとう。
名前のない小瓶
この小瓶を拝見して、少し安心したというか、自分一人じゃないんだなって思えました。
ずっと女子として生きてきましたが、ずっと違和感を感じてきました。本気で男性になりたいわけではないけれど男子っぽい感じがいい。でも誰かに相談できるようなことではないし、自分の性別について真剣に考えてるのもバカにされそうだから、誰にも言えない。
でも、こうやって真剣に考えて、堂々とそれを述べていらっしゃるのを拝見して、勇気をいただけました。ありがとうございます。
ななしさん
私は男の身体を持って生まれ、男として生活することに何ら違和感を感じていません。しかし、私の中には「私は男である」という確信(自覚?)は存在せず、また「女である」という感覚も持ち合わせていません。
私は男性と女性、両方に恋をして性的な魅力を感じます。だからと言って、「じゃあお前はバイセクシャルの"男"じゃないか」と断定されるのには何か引っかかるものがあるのです。
思うに、私はおそらく「男性に近い中性」だとか「男性によく似た性別X」と表現するべき立場にいるのでしょう。
私は自分がおかしいとも思いませんし、セクシャルマイノリティーだとか社会的弱者だとか言われる筋合いもないと思っています。ただ、貴方の文章を読んで、多くの共感と安心を得ることができました。ありがとうございます。
ななしさん
私は自分の性別を男とも女とも思っていなかったのですが、彼氏と付き合ってはじめて私は周りから見たら女なのだと確信しました。
そこから性別ってなんだ?と思っていてネットを見ていたら貴方のこの文章を見る事ができました。不思議な話ですよね。
思想が自由であるなら自然といろんな形の性指向や性自認があって当たり前だと思っていたので。
貴方の文章を読んで改めてそれについて考えるきっかけになりました。見れてよかったです。
ななしさん
すごくわかります。
私も自分が男か女かよく分かりません。
ただ幼少期からトランスジェンダーや中性的なキャラ、人に惹かれていました。
世の中が作った男像、女像に魅力を感じません。
ななしさん
こんばんは。
私は体が女です。女として生きてきました。ただ、私も主さんと同じ様な感覚を持っていました。女性は好きだけど自分の中にそれがあるのは気持ち悪い、という表現が私の中でとてもしっくりきました。
私の場合は可愛いものが好きで、フワフワした服やぬいぐるみが好きでした。ひらひらした服を身に付けるのも好きでした。でもそれは私にとって、コスプレや仮装、いわば女装となんら変わりのない行為でした。
女の子と話したり遊んだりする事も好きでしたが、なんというか、小学校を卒業した頃から興味のある話題がずれていくような感覚になりました。
例えば、同級生の女の子が髪型や服、化粧に気を使う中。私は男の子と探検したり、川にキャップを投げて誰が1番に海に辿り着くかというゲームや、弟と家でアクションゲームをしたりしていました。そっちの方が確実に楽しかったのです。
成長するに連れて私を友達として見てくれる男性もいなくなり、「話が合わない、よく分からない話をする」私を友達として接してくれる女性も限られてきました。
私は男性が好きというより受け(ネコ)なので必然的に男性ばかりになってしまいますが、女性も好きになる事が出来ます。(周りには言えてません)
上記をふまえても私が男か女かなんてよく分かりません。ただ小さな異物感。違和感。があるだけです。ですが。見えてる部分は小さくても、それは確かに心の根に深く関わる問題である事も確かなんです。
女として扱われるのが何か心の異物感を強めているような気がして、とても、とても辛いです。
別に女になりたかった訳じゃない。
女らしくしたい訳でもない。
でもこんな奴の話をまともに聞いてくれる人も居ない。
可愛い服が好きだったからって。ぬいぐるみやお花が好きだったからって。昔から女の子らしかったからって。
そんな記憶だよりの女の子像と趣味が似てるからって、話半分にも聞いてくれない。世迷い言としかとらえてくれない。
ほんとにやめて欲しいのに。
私が本当は心が男だと伝えても。(女としての言動を強制させられないために)
話し方や一人称、趣味を知ってるから、相手にしてくれない。話し方を変えても気持ち悪いっていわれる。一人称を変えても、違和感とか、そういう人は昔から一人称は僕なんだ!!とか何故か怒られる。
ほんとに分かってくれない人が多いです。
でもこの手紙を読んで少し楽になれました。中途半端だと思っていた心を個性として認めて貰えたような気がして。
少し自分に自信が付きました!!
これからは柔らかくでも自分が女である事を自覚したくない事や、あからさまな女だという押し付けがとても辛いという事を、自分が生きやすい環境を作る為に、身近な人には伝えていきたいなと思いました。
あなたの手紙を見た私は前よりも自分の事が見える様になりました。
手紙を書いてくれてありがとうございました。
(2018/11/25) アオイより
ななしさん
じぶんは身体的にも戸籍的にも女です。
ただ、昔から好きな物がバラバラでした。魔法少女を見てかわいいと興奮し、ヒーローを見てかっこいいと叫んでいました。
両方ともそれぞれ違うベクトルでも、同じ熱量で応援してました。
ふわふわしたぬいぐるみとか、かわいいものは好きでした。
でもキラキラしたアクセサリーは苦手でした。
女の子とリカちゃん人形で遊ぶ日と、男の子とカードゲームで遊ぶ日が混在してました。
どちらかと言えば、昔からかわいいねと言われるより、かっこいいねと言われたいタイプでした。
男性とお付き合いしたことはありますが、好きだったのかと言われればよく分かりません。
でも女性を好きになったこともありません。
こんな感じで生活環境も趣味や興味もバラバラで統一感がないです。
お前は男か?と問われたら、戸籍は女だ、としか答えられないし、
お前は女か?と問われたら、たぶん…そう、だと、思う、
とどっちにしろ曖昧な回答です。
(もういい歳ですが)自我の確立をこじらせてるだけと言われればそれまでなのですが、我ながらフワッとしてるなぁと、感じてます。
この疑問に答えを出さなきゃなぁと思いながらも、ズルズル引き伸ばしてる状態です。
現在は社会的な利便性優先で、極力女性っぽく振舞っているところです。メイクやファッション、ボディケア等…まずは勉強実践していき、(この表現をこの場で用いるのは適切では無いかもしれませんが、)世間で言う女子力?を上げていくことに専念しています。
それと並行しながら、自分のことを考えるでもあまり支障はないのかな、と思いながら過ごしています。なので今の回答はQuestionってことになりそうです。
ななしさん
自分は身体的には女性というやつですが、幼児の頃は「自分は男だったはず」と言っていたらしいです。
女体を見るのは好きですが、男女どちらにも性的に興奮はしません。
女性的な服装をすると「女装している」気がして人の目が気になるので、性自認は男性よりかもしれません。
ななしさん
体が男なら男っていう認識でいいと思うが
みんな他人の事をそのように判断してる
要は性器で判別するしかない
多分、深く考えてもどうしようもない
気にしないで楽に生きたほうがいい
名前のない小瓶
私の体は、男性です。
男性の身体を持つことにも、男性として扱われる事にも違和感は感じません。
ですが「男性である」という感覚は持っていません。
かといって「女性である」という感覚もありません。
性的な違和感や感覚を感じない私は「男性寄りの何か」「男性を含む何か」
あるいは「性別が無い何か」と思っています。
女性の身体、あるいは女性的なフォルムを見ると「綺麗だな」と思います。
それが
性的指向から来る魅力なのか
自分の持っていない身体への憧れなのか
自分もそうなりたいのか
そのあたりも全く区別が付きません。
「分からない何か」これが私の性自認です。
「それぞれで違う内側の感覚なんて共有できるか!これが(私の感覚)だ!私のセクシャルだ!」
そう吹っ切れたのは、ここ最近なのですが(笑)
小瓶主様も(カテゴリー)や(ラベル)に囚われないでください。
「あなた固有の性」略して「個性」です。
人の数だけ感覚は違い、性も違います。
マイノリティもマジョリティもないと私は思っています。
ななしさん
なんとなく女子には優しくしないとなって思う私。
男子を好きになれないぶん女子には優しくなる。
ななしさん
私は体つきも機能も女だし仕方なく女として生きているだけです。
私だってブラとか生理嫌です。この体も嫌いです。
自分の性別について、やっぱりどこか納得いかないまま毎日を送ってます。
ななしさん
体は女。思考はわからない。
かといって恋愛体質もよくわからない。
自分でもよくわからない。
ななしさん
あまりにも女扱いされまくると気持ち悪く感じる。可愛いねって言われても嬉しくはない。だから?というか下心あるの?気持ち悪っ!と思う。ただただ虚しい。
ななしさん
たまたま見かけただけなのですが、思わず最後までじっくり読んでいました。
自分の性の判別のことなんて気にしたこともありませんでした。私は多分、たまたま心の性と身体の性が一致していたのだと思います。だから違和感なくここまで過ごしてきました。
周りに男の子が多かったためか、性格とか好みは男性寄りかな、と思いますし、身なりや流行を気にし始めたのも中学3年や高校生になってからだったと思います。いわゆる「女子女子してる、キラキラ女子、ゆめかわ、」などは好みではありません。
先程たまたま一致していたので、と言いましたが、少し違うかもしれません。幼い頃から女の子として自分も周りも当たり前にそう過ごしてきたから、それで知らず知らずのうちに納得していったんですかね…?
今、貴方の文章を読んで、すぐに感想を書きたくなったので考察も出来ていないし、文章も乱雑だと思います。申し訳ないです。
でもこの心のひっかかりは大事にして、また意見をさせて頂きたいです。
私自身、周りの人たちにそのようなことを感じた人はいませんでした。(口に出すのが難しかったのかも知れません)
今回、向き合って考えるいい機会になりました。ありがとうございます。
今後、私のように考える人が増えて、世界中でみんなが気持ちよく暮らせる日が来るといいですね、突然失礼しました。
ななしさん
とある大学で社会学の講義で性の多様性について話をしている者です。性自認をどうやって自覚するかとの問いですが、それは「自然に」という他ありません。だれかに「お前は女の子だ」と刷り込まれて女性の性自認になった、ということは決してないと思います(私はシスジェンダーの女性です)。他方で、いま書かれた文章を一読しましたが、もしかしてMtFtXなのではないかなと思いました。性自認も揺らぐことがあるそうですよ。あなたが決められない・決めたくないのなら、無理に決める必要もないのではないかと思います(きっとその程度のことはご存じでしょうね)。社会がそういう社会でないので、そこが難しく、きっと生きにくさを感じていらっしゃるのだとは思いますが。ご存じかもしれませんが、こちらのサイトの記事が、私には勉強になりました。
おネエのざっくり仕分けの何がいけないのか LGBTに興味のある人は必読! 私も、本当に微力ながら、そういう偏見のない世の中になったらいいな、と思いながら学生たちに話をしています。あなたがどんなセクシュアリティであっても、幸せであってほしいと願っています。
ななしさん
自分の心と体の性が一致していないと感じる人が、何をもってして一致していないと感じるのか?
それと同じことだと思う。
ななしさん
自分も今 同じ事を考えています。
自分は女の皮を被って生まれただけ。
女の皮だから女として生きています。
それが普通だと思っていたけど最近どうやら違うらしいと気付きました。
自分が男であるか女であるか、どう判断しているのか不思議でなぜ自分はわからないのかが分かりません。そんな自分が嫌で嫌でたまりません。
女として生きてきて
男を好きになる
だけど
自分は女とは言い切れない。
まだ分かりません。
言い切るとしたらそれは、Questionという性です。
ななしさん
私は、自分の外見上は、
女だと認識しています。
胸があったり、
月に一度生理が来たり、
生き物で言うとメスの特徴を持ち合わせているから、
女性に分類されるはずです。
ただ気持ちの上では、
長いあいだ性について悩みました。
最近は、
私は私でしかないと思うようになりました。
これまで恋人としてお付き合いした経験があるのは、
身体的には女性である人(同性)だけです。
ただ相手は自分の事を男女どちらでもないと表現したり、
中には無性愛者である人もいたり、
ひとくちに女性とか男性とか
分けられるものではないのだなぁ~と
人の心の奥深さを知りました。
どんな人にも事情があり、
それぞれの境遇で、
それぞれの地獄を渡っていくのだと思います。
色んな方と交流を持って、
それぞれの気持ちを知って、
受け止めていけるといいなと思っています。
名前のない小瓶
身体は女性ですが、性別は男も女も持ち合わせている者です。自分の性認識って多分だいたいの方は身体で判断するのでしょうが、そこに違和感を感じた場合、難しい話ですよね。心の性別を認識した当時は覚えていませんが、まだ幼い頃ふと「性別って記号みたいなものじゃないのか」と考えた事がありました。長い間悩んでいた記憶がありますが、結局自分は男も部分もあるし、女の部分もあるという結論に至りました。「自分の中の性別どちらかでも欠けてしまったら、それは私ではなくなってしまう。」といった考えを持っていますので、自分の格好をを女装もしくは男装と呼んでいたりします(笑)
こんな私ですので、男性女性どちらと付き合っても「同性愛+異性愛」になってしまいますので、同性愛に偏見は全くありません。社会的な障害はあるだろうけど、本人達が幸せなら全力で応援します。性同一性障害の方と付き合ったこともあります。身体的には女性だった彼に合うように私は女性の部分で。ですがやっぱり周りから変な目で見られましたね(^^;; 何がいけないのかさっぱり分かりませんでしたが(笑)
同性愛や性同一性障害を偏見の目で見るのは、動物的な本能に基づくものかもしれない私はと考えています。命あるものは子孫を残すという使命がありますので、それを行わない奴らは異端であるという遺伝子レベルから書き込まれた拒絶反応なのかもしれない、と。もしこの先もっと気軽に性別適合手術が受けられるようになったり、世界的に同性愛のカップルでも結婚を認められ、人工受精等で子どもが作ることができるようになったならば、遺伝子レベルの拒絶反応が書き換えられ、同性愛者の方や性同一性障害の方に偏見のない世界になるのではないかと考えています。
ななしさん
私は男性です。自分の性別を感じるのはおにんにん(男性の下腹部のことを恥ずかしいので僕はこう呼んでます)が女性にだけ反応する時です。
あれ、この人キレイだけど男かな?(俗にいうニューハーフの方ですね)という方は例外的におにんにんが反応しますが、男のまな板を見ても全くおにんにんは反り上がりません。
汚い、下世話、と思いますか?
でも事実なんです。万人の男がこのような捉え方ではないと思いますが、少なくとも僕の知り合の男性は大多数がこんな感じです。avやエロ本が大好きです!
多分私に、おにんにんがなければあなたのような感覚になるのでしょうね!
結論としてはおにんにんがあるからきっと私は性認識が男になるのでしょうね!
えとわすさんはおにんにんがないから複雑なんだと思いますよ!おにんにん最高!ヒュー
ななしさん
どっちかというと、小瓶主さん自身がマジョリティーなりマイノリティーなり言って自ら差別してるように見えるけど。
「マジョリティーだから言えること」
って言うなら、逆に
「マイノリティーだから言えること」
とも言えるんでない?
同性愛とかが気持ち悪いんじゃなくて、必要以上に気にして自分はこうだからああだからだの言うから気持ち悪がられるんだと思う。
あとね、これを見てるマジョリティー全てが色眼鏡で見てるとは限らない(実際私もマジョリティーだけど特に気持ち悪いとか思わない)のにあなたは〜なんて言い方するからマイノリティーが悪く思われるんじゃない?
あとね、
ななしさん
何をもって男か女かというなら、では逆に何をもって性同一障害というのでしょうか?
何をもって性同一障害と認識してますか?
ななしさん
最近はようやく性別とかどうでもいいのかなと思えるようになってきました。
だって他人は他人、自分は自分だから。
でも自分の性別が女であることは認識しています。
それは単純に身体が女で、女だといわれて育ってきたから。
それでもここ十年私服でスカートを履いていないし、必要があって履いても女装をしている気分になります。
本心を言えば胸も子宮もいらないと思っているのが現状です。
とにかく女の身体が気持ち悪いんです。
一度自分は性同一性障害かと思い女性と体の関係を持ったこともありました。
しかしやっぱり違ったんですよね。
恋愛対象は男のみ。
だからただ単にわたしは同性嫌悪なだけなのかもしれない。
でもそのせいで友だちがいない。
親友と呼べるのは数人だけで、みんな去っていきました。
わたしのことを理解できないと。
でもそれでいいのかなと思います。
寂しいと泣いた時期もあったけれど、これがわたしなのだから受け入れるしかないんですよね。
そのおかげかこんなわたしでも結婚することができました。
ただ子どもがほしくない(自分が身ごもるということがとても気持ち悪く感じてしまうんです)といってしまってからレスが続いています。
仕方ないこと、自分がいけないのだとわかってはいるけれど、性欲の強いわたしは日々悶々としています、苦笑
関係のない話をしてしまいました、、
わたしの場合、それこそジェンダーとは関係のないところにいるのかもしれません。
でも同じように悩むこともあります。
昔の日本は性に寛容だった。
ややこしくなったのはキリスト教が日本に入ってきてから、でしたっけ?
わたしはキリスト教徒ではないので何とも思いません。
ただゲイの人に嫉妬してしまうのは自分にないものを持っているからだと理解しています。
性同一性障害の方からしてみたら何をいっているのかと怒られるでしょう。
でも例えば心が女で体が男で、恋愛で苦しんで自分の体が女だったら…と女に嫉妬するのと変わらないんです。
そんな人もいるんです。
日々葛藤しています。
でも自分の性別のことは考えないようにしています。
意識すればするほど混乱するだけだから。
何やら関係のないことをダラダラ書き連ねてしまいました。
ただこんなことを吐き出させてくれる場があって嬉しく思います。
ありがとうございました。
ななしさん
10年近く前、
「地図を読めない女、話を聞かない男」という本を読んで、トランスジェンダーのことや、なぜ、女性の身体に男性の心で生まれるのか?がしっかり書いてあって、それ以降、自分は偏見はないです。
(その後も、いろんな記述や、研究結果などは目にふれることがあると読んでます)
やはり、全くの無知というのは、偏見に行きやすいのかな?と私は思います。(決してかしこぶってるわけではないよ)
マツコデラックスが、ひとくちにオカマといっても、
世間がなんとなく認識しているタイプどころの話じゃないくらいいろんな人がいると言ってました。
例えば、心は女性、身体は男性の人がいても、ノン気の男性にしか興味がない(または逆もある)、その中でも、女装は好きだけど、普段は男性の服を着たい人もいるし、一日中女性の服装をしていたい人もいるし、身体ごと女性に作り替えたい人もいる、こんなの本当に,氷山の一角で、
人の数だけ違う,と言っても過言じゃないくらい個人差があるそうです。
私は、それを聞いた時、
「あ、なんにも知らないんだなー自分は・・」とすごく思いました。
思春期時は、一般的なひな形にあるような女性像に
自分がそぐわず(くねくねしてないから)
男言葉を使ってしまったりするというのは、この時期には、女子には非常によくあることだそうです。
(最近知った)
わたし個人は、それを知る前に、自分の女々しさを少しずつ認めて行こうとしてるうち、ただの女であることに自然と気がつきました。
あと,私は、女性といる時と男性といる時では、自然と求めるものが違っているようです。
だから、男性にしか、恋愛感情は持てないです。
これは、前から時々よく思うことですが、人ごみを歩いている時自分も含めた通行人すべてが、丸坊主で真っ裸だったら、とふわっと思います。
服や化粧や髪型でカバーしてるもの全部がないわけで、その時、その人は、素の自分で生きていくしかないわけで、他人は、その時、地が出せるのかなー?と、分厚い鎧みたいな格好をしてる人を見ると余計そう感じます。
同時に、なるべくなら、私は(洋服は好きですが)
飾り立てるものなくても、自分を出して生きていけたらいいなとネクタイを締め直す心境で感じてしまいます。
すげー話がずれました。ごめんね!
ななしさん
自分の体は女です。
望みもしないのに毎月律儀に起こる現象が、自分の体を女だと思い知らされる最たる要因です。
たまにないときもありますが、ほぼ毎月のようにその現象は起こるので、もちろんそれに対処出来ます。
自分の心に性別はありません。
あなたの使った言葉を借りるとXジェンダーというやつですかね。
それだからなのかは分かりませんが
性別にこだわりはありません。
今は体と心の性別の不一致に悩むこともありません。
自分は自分ですから。
性別なんてお構いなしに
自分の好きになった人を好きになりますし
自分の好きな服を好きに着ますし
自分のやりたいことをやっていきたいと思ってます。
周りが女性扱いしようがしまいが構いません。
自分をマイノリティだとは思いません。
あなたのおっしゃる通り、今や性は多様です。
皆が皆マイノリティなら、マジョリティだと思ってるものがむしろマイノリティたり得るのでは?
あなたの聞きたいことに答えられなくてすみません。
とりあえず思ったことを書かせていただきました。
乱文失礼致しました。
ななしさん
僕は男性です。
自分の性別を認識する方法は
「異性を愛せるか」
これ一つだと思います。
ななしさん
なんだか難しい事考えてますねぇ…。
んー……。
心と体の性が一致する事が、性を決める要因の一つであるなら、自分が思った性が自分の性別で、いいんじゃないかなぁ…。
難しく考えた結果、自分の中でこじれるよりも、そう考えた方が、スッキリしそうです。
ななしさん
私はXジェンダーで、どちらの性にも恋愛感情を持ちづらいです
人前では、女として振る舞い、男性が恋愛対象なフリをしています
でも、疲れます
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