題名 「おかしいやつ」
教室にぽつりとたたずむ私、ワイワイと喋る女子たちは、私のことなんか気にもとめていない。男子は、、、何をしているのかさっぱりだ。
そんな事を考えながら、後ろの方の席でボーッとしていた。
ふと前に目をやると、Yちゃんが読書をしていた。
Yちゃんはいつも何を考えているのか。誰にもわからない。このクラスで1番の陰キャだ。
そんな事を考えていると、Yちゃんが話しかけてきた。
面倒くさかった、こんなやつと話していたって意味ない
そう思った、しかし私は感じた
Yちゃんは話したがっている、
でも、私は話したくない。どっちを優先すればいいのかわからない
わからない、わからない、混乱した
私が今話さないとYちゃんが悲しむ。でも、私は話したくない。
どうすればいいの。
とにかく、落ち着かないと、、
気づいたときには、教室を出ていた。
やってしまった、、こんな事していいのか、、
教室をそっと覗くと、Yちゃんは、固まっていたがすぐに
読書を始めていた
自分が、悔しかった憎かった自分を責め続けた。
それからの時間はとても長く感じた。
これからも、毎日続きを投稿しますので、お楽しみに。