去年の11月の終わりに、父が約3年の闘病の末亡くなりました。最後は骨も浮き出て寝たきりになって、意識が朦朧としたまま亡くなりました。
父は死ぬだろうな、と悟ってから、死について色々考えたのですが、
別に、死ぬことなんて生き物なんだから当たり前で、なにもおかしくなくて、本来悲しいことでも寂しいことでもないのだ、という結論に至りました。
でも私は人間で感情を持っているから、こんなに悲しくて寂しいのだと思います。これも自然なことです。
未だに、死んだという事実をどこか受け止め切れないというか、いざ母と私の二人暮しが始まっても、そこになんの違和感もなくて、普通に生活できているから、父が死んだ実感が湧きません。
なのに、高二で父を失ったというショックと、もう父と母と3人でショッピングモールに行くことも帰省することも、力が強くて頼りがいのあった父を見ることも、もうないということ、衰弱しきった最後の方の父の姿、
その他色々考えてしまって、心に穴が空いたような喪失感が常にあります。
いつかこの喪失感がなくなる日が来るのでしょうか。
夜になるとどうしようもなく悲しくて辛くて、泣いてしまいます。もう1年も経ったのに。きっと、私よりも長く父と一緒にいた母の方が辛いのに。
どうしたらこのかなしみに耐えられますか。
拙い文章ですみません。