僕の現在位置です
最近、というか今年に入ってから、僕の愛機(α6000、カメラね)がご機嫌ナナメなことが多くてさ。
こないだも、やわらかい日差しの下で風に揺れる可愛いポピーを、大好きな単焦点レンズで撮ってたんだ。
そしたら、黄色い花弁の部分だけが露出オーバーになって白く写ってしまった。
でも全体的には適正露出だし、今できることは何だろう……しばし悩んで、思い付く限りのことをやってみた。
- 手持ち撮影をやめてミニ三脚にカメラを固定。
- 測光モードをスポット測光に変更。
- HDR の設定をプラス方向にシフト。
- 露出ブラケット(ずらし量 1/3 ev で5枚撮影)。
- あえて AUTO モードでカメラ任せにする。
これだけ試してみたけど、ほとんど変わらず。
被写体を変えようとチューリップ畑に移るも、やっぱり黄色の株だけ酷い白飛びを起こしてしまう。
16始まりの標準ズームで写しても同じだから、ボディ側に原因がありそうだ。
今までこんなこと無かったのにな……と思いながら、黄色い花の撮影は潔く諦め、代わりにスマホのカメラでマニュアル撮影することに。
「あれ、こっちのほうが黄色が綺麗に出てるじゃん。せっかく日差しの弱い日を狙って来たのに」なんだか複雑な気持ちで花畑をあとにした。
そんなことがあって、カメラ新調計画に心が傾いているこの頃。
ミラーレス一眼カメラと一眼レフカメラ(モノクローム)を持ってるけど、今回は前者をリプレイスしようかと。
レンズ資産を活用するなら自ずと同じマウントの機種になるから、その中で性能や懐事情と相談して決めればいい。
ソニーのEマウントの機種で、僕はフルサイズ機よりも APS-C 機の写りが好きなんで、そうすると2つに絞られる。
ただ店頭で試した限り、上位モデルは操作系の配置が良くなくて下位モデルは内容を考えると割高だと感じた。
というわけで今回は資産継承を諦めて他社へ移ることにした。ごめんよソニー。
ニコンと富士フイルムの機種を考えてて、最近流行りの短期レンタルサービスでも使って試そうかと思ってさ。
車もそうだけど、「悩んでるときが一番楽しいんだよ」なんて言うし。
レンタルにもいくつかあって、おそらく業界最大級の品揃えを誇るであろう会社にメンバー登録をしてみた。
あの Google みたいな名前の所だ。
ボディだけで50万円を超える高級カメラでも、嘘みたいな値段で1泊2日から借りられるというのがウリ。
利用案内に従って手続きを進めるなかで、本人確認書類の画像を送れと言われたんで運転免許証をパシャッと撮って送った。
すると今度は、顔写真(正面・横顔)の提供を求められた。
「これ面倒くさいやつ……」と思いつつも、手近にあったスマホで自撮りして送った。
最後に、正面向きの顔と、その横に運転免許証を持っている姿を送れと言うのでセルフタイマーで自撮りして送信。
「あぁ、面倒くさ……」
そう呟いて手続き画面をクリックしていくと最後に個人情報の入力欄になった。
氏名と生年月日、住所の部分には、システムが免許証の画像から抽出したと思われる文字列がすでに入っている。
電話番号とメールアドレスが空欄だったのでそこに入力して完了。
数分後に運営事務局からメールが届いた。
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件名:【審査結果】再判定のご案内
この度は、ご登録いただき誠にありがとうございます。
大変恐縮ながら、審査機関による審査の結果「保証不可」の判定を受け、現段階ではサービスの提供が出来ないこととなりました。
追加情報をご提出いただければ再判定が可能です。
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何が悪かったのかについては説明がなく分からずじまい、ただし僕の免許証と顔写真2枚ではダメだと。
顔認証 AI に通して「こういうヤツは信用ならん。却下」ってことなのかね? 知らんけど。
それで、追加情報を提出するって書いてあるから、住民票とか勤め先の名刺とかそういうものかなと思ったら……。
1. SNS アカウントのわかる URL
(X, Instagram, Facebook, YouTube)
2. 自身が運営するブログまたは Web サイトの URL
だってさ。
僕は医療関係者だから各種ソーシャルメディアとは一定の距離を置いてるし、自分のアカウントを持つ必要がないから作らない。
仮にアカウントがあっても書いたり載せたりしてる暇ないし、じきに休眠状態になるだけだ。
なんでって、エッセンシャルワーカーは暦通りには働けないからさ。
写真を撮る、車を飛ばすとか普段から言ってる僕だけど、それだって代休の合間を縫って行ってる。
出先で「患者さんの様子が急変」の連絡受けたらその後の予定を取りやめて、病院に直行することもあるわけで。
「今年のなんとかウィークは最長xx連休!」「夏休み中の出費予想は如何ほど?」——そんな浮かれた話とは無関係なのよ。
なんだか納得いかない気がしてチャットサポートに問い合わせたら、外部の審査機関(保証会社)にまるっとお任せしてるのでウチでも詳しいことは分かりかねます、と。
各種アカウントを持ってなくてブログの URL もない人はどうするんですかと訊けば、まず何らかのアカウントを作って、どんどん投稿・更新してください、そうしないと休眠アカウントで活動していないとみなされますので……とな。
本人確認書類と顔写真でハネといて、でもソーシャルメディアであーだこーだ発信してれば審査が通るって、どんだけザルなんだい。
そのアカウントのオーナー・写真の人物・免許証に載ってる個人情報を結びつけようとしたって、一貫性がないじゃないか。
だいたい、匿名大好き日本人の持ってるアカウントなんて、何の証明にもならないだろうに。
まったく不思議なシステム。本当に馬鹿げてるし、くだらないなと思うね。
まぁ、自社で与信管理ができなくて保証会社にアウトソーシングしてる時点で、会社としての信用力を疑ってしまう。
「この申込者、素性がよく判らないんだけど保証会社が OK してるなら大丈夫なんじゃね?」ってことか。
というか、そうせざるを得ないというのが「会社の実態以上に背伸びしすぎたハイリスクな事業を手掛けてる証左だよな」「保証会社にへいこらするばかりの体制なんだな」僕はそう判断した。
結局、そこのメンバー登録はすぐに解除して退会。
先に提出した免許証画像と顔写真の取扱いに一抹の不安を覚えるも、会社の善良なる管理体制に期待するほかない。
その後、別のレンタル会社に申し込んで、審査通過。
「高額機材につき内金を頂戴します」と連絡があり了承の旨、返事しておいた。
本人確認と利用前審査はもちろん自社扱い。当然かと。
♪Slow Down (feat. Ego Ella May) / Blue Lab Beats
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項