大好きな月の君が咽喉を痛めたらしい。
透明感あふれるいつもの可愛い声とは真逆のハスキーな声になっている。
疲れがたまっていたのか、風邪をこじらせたのか、声変わりして一週間以上が経つ。
あー、でも声が変わっても、ふわっとした優しい感じは変わらないんだなーと不思議に思った。
「治らないかもしれない・・・。」
ちょっと落ち込んだような発言があるけれど・・・本気で好きなら、そんなことくらいで決して愛情は減ることはないし、かえって弱々しいハスキーな声は、守ってあげたいという使命感が湧いてくる。
こだわった新しい車で、大好きな月の君とドライブに行きたいなー。
いやいやそんな自分の欲望よりも、彼女の咽喉が早く良くなるようにカバーしなくちゃいかんなー。