食べたい欲求に対して、頭の上の方が軽くピリピリします。その欲求が怖い。
ダイエットきっかけでカロリー不足が続いた時期があり、一時期は軽い低血糖のような症状が顕著に出ていました。視界が白くぼやけたり、頭の上の方に魂を引き抜かれようとするような感覚になったり。
今はそこまでの事がなくなりましたが、たまに低血糖ぽくなる事はあります。お医者さんによると、肝機能と膵臓がほんの少し弱っているらしいのと、恐らく年齢の割に血糖値は低めだそうです。脂質を控えめに、アスリートが食べるようなタンパク質を多く摂る、炭水化物はゆっくりと消化されるものを選ぶ、とアドバイスを頂きました。
そのせいもあるのか、体が空腹を感じると頭がピリピリするようになりました。それがとても怖いです。ピリピリし出すと何も手につかなくなります。何となく体が疲れやすく少し視界がぼやっとします。ぼーっとしてしまいます。甘いものが無性に欲しくて仕方なくなって、時には甘いものの事が、まるでお手洗いを我慢している時の欲求のように頭から離れなくなります。軽く視界がぼやけたり体が怠くなったりする気がして、ついそのまま駄目だと分かっていても甘いものを食べて一時しのぎをしてしまいます。そして食べてしまった事に、美味しかったと感じながらも頭を抱えるのがほぼ毎日です。
本当はせめて食べるにしてもタンパク質を選ぶべきだとも思っているのですが、上記の食べたい欲求と、大体は外で起きる為喫茶店等で1番手軽に何か食べられるものはどうしても甘いものになってしまいます。
甘いものを食べるとピリピリも治まるし少しは視力も回復するのですが、果たしてそのピリピリが本当に体が低血糖の警告としての事なのか、ダイエットの我慢の反動によるものなのか、水分不足なのか寝不足なのか、遺伝なのか、複合なのか原因が正直自分で見当もつきません。
低血糖の警告ならば何か食べるべきだと思いますが、反動を低血糖だと勘違いしているのかも、低血糖という理由にかこつけて私は自分を甘やかしているんじゃないか、と思うとリバウンドが怖くなり、でもその頃には食べたい欲求が頭にこびりつきだして葛藤が頭から離れなくなります。そうして次の日の朝、太ったんじゃないかな、と体重計の数値や鏡に映る自分に一喜一憂です。
この原因の判断のつかないピリピリと、過食欲求に近い食欲が堪らなく怖い…。はやく普通に食べられるようになりたい…。