死にたいと考えている方々へ
このサイトを訪れる度に「死にたい」と書かれた小瓶を多く見かけます。
私も子供の頃から長い間、死ぬ事だけを考えて来ました。
死ぬ為に生きてきた様なものです。
本当にどうしようもない状況で、自分の力では物理的にどうにも成らない。
完全に駄目だ、死ぬしかないと考えては、「まだ頑張ろう」と、何度も奮起して、ずっと歯を食いしばって生きて来ました。
でも、あっけなく破綻しました。
長期に渡って、心がボロボロになっている状況を見て見ぬ振りをして、自分自身で心を傷つけていました。
完全に心を病んでしまったのです。
自分では子供の頃から過酷な体験をして、人一倍精神力は有ると自負していたのですが、折れる時はあっさり行きます。
胸の奥に鉛が詰まった様な息苦しさ、腕も足も本当に重くなって、今まで経験した事の無い心身の状況に正直、焦りました。
そこで、とあるカウンセリングルームを訪れたのです。
カウンセリングの終結には5年以上も掛かりました。
私には協力者も居ないし、私の問題は物理的問題解決が不能という最悪の来談者です。
ですが、今は将来不安や焦燥感を感じても、自分の感情に踊らされずに客観視できています。
担当の先生には本当に頭が上がりません。感謝の言葉も出ないくらい感謝しています。
死にたいと考えている方で、「心を楽にしてみたい」「回復したい」「まだ生きたい」と思う気持ちがあるのならば、
一度、臨床心理士さんの所へ行ってみて下さい。
そして自分の気持ちを全て吐き出して下さい。
※学生さんはスクールカウンセラーさんの所へ。スクールカウンセラーも殆どが臨床心理士か精神科医です。地域によって変わります。
担当医師や心理士と話してみて「何か違う」と感じたならば、違う所に行ってみて下さい。
心が苦しい状況で、何度も同じ話を知らない人にするのは辛いと思います。
ですが、「この人なら」と思える医師や心理士に出会えれば、状況は大きく変わります。
医師や心理士の所で診てもらっても、自分を救えるのは自分だけです。
だから頑張って自分に合う先生を見つけて下さい。
ネットの交流の中で気分を和らぎたい方、医師や心理士に抵抗がある方に無理強いはしません。
自分の感情に浸って、漂っていたい方にも無理強いはしません。
誰かが蜘蛛の糸を垂らして、引張りあげてくれるのを待っている方にも無理強いはしません。
ですが、助かりたいと思う気持ちがほんの少しあるのならば、物は試しに訪れてみて下さい。
こちらのサイトの趣旨とは違うかもしれませんが、私に言える事はこれだけです。
54786通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
『子供の頃から長い間、死ぬ事だけを考えて来ました。死ぬ為に生きてきた様なものです。』
この文見て、自分のことかと思ってビックリしちゃった。世の中、自分と似た考えの人っているものなんだな。と思った。
こういう考えの人って、私以外存在しないんじゃないかって思ってたくらいだから、本当に驚いた。
自分はまだ、助かりたいって気持ちがあるから本当に心の底から信頼できる人に話してみようかな。って思った。ネット以外で直接知らない人に話すのはどうしても抵抗があるから。
あなたの小瓶に出会えて良かったと、そう思いました。読んで元気も出ました。
ありがとう。
名前のない小瓶
(小瓶主)
四通目のお返事の方へ
どうもどうも。何かご心配をお掛けしたようで申し訳ないです。
>頑張らなくていい。
踏ん張ろう。
その表現も適切だと思います。
ですが、最近では、鬱などの病を克服するには「頑張る」必要がある事をあえて伝えるそうです。臓器の病気も同じです。大変な病に挑む為に患者自身に自覚させる必要があるそうです。それを踏まえて「頑張る」と書いています。
私の事を考えての言葉であれば、頑張りや踏ん張りも今の私には必要が無くなりました。諦観の域まで辿り着いたのかな~みたいな感じです。庭に来る小鳥の囀りでも今は幸福感を感じられますからね。
これも臨床心理士の先生のお陰でしょう。数年前までは臨床心理学なんて嘘っぱちだと思っていたのですが、今はそこそこ信頼しています。
ななしさん
(小瓶主)
3三通目のお返事の方へ
どうもどうも。私が去ると書いたのは、ここのサイトの事ですよ。ご心配をお掛けしたようで申し訳ないです。
>「きちがい」認定されると「おかしい」ということも怒ることも許されなくなりましたので。
ここの部分の詳しい事、客観的な事実が三通目の方でも判らないはずです。特に心を病んでいる時は、些細な出来事でも感情的になりやすく、冷静な思考や考えが出来ません。そして衝動を抑える事が出来ない。その結果、自殺やリストカット等の問題行動に繋がります。
それを抑える為にも感情的にならない様に注意されたのだと思いますよ。
三通目の方の状態等々が判らないし、医師の診断や治療方針も判らないので、私の憶測に過ぎませんけどね。
そして、医師の治療方針に問題を感じたら、別の病院に行きましょう。
私の事はご心配に及びません。至って元気です。
ななしさん
去ってしまうのですか?
私は無理やり生き返らせられたので、そして「きちがい」認定されると「おかしい」ということも怒ることも許されなくなりましたので。
あなたがそんな想いをしないよう願うばかりです。
ななしさん
(小瓶主)
どうもどうも。まさか去り際にこの小瓶の返事が来るとは思いませんでした。
それで、ネットに記載された記事が事実である事が確認できたのでしょうか?
それと、病を患った者の主観だけで、どこまで事実が語られるのか?その事実である根拠は何なのか?その問題をクリアしなければなりません。それらがクリア出来た記事のみが事実なのですよ。現実的に確認は不可能ですけれどね。
だから、自分で病院に行って確認するしかないのです。
特に人は「確証バイアス」と言って、自分に都合の良い話だけに注目してしまう心理作用があります。それが行き過ぎれば、病に陥ります。病を患った者の主観だけでは、残念ながら判断できません。
現実的におかしな医師や心理士が居る事は確かでしょう。別の小瓶にも書きましたが、仮に国内の3分の2の医師と心理士が能力不足、相性問題があっても、残りの3分の1の医師と心理士の所では回復できる可能性があるのです。3件に1件は当たりです。それは内科でも外科でも相性や能力の問題はどうしても起こりえます。
あと、投薬のみの治療には私も懐疑的ですが、それでしか方法が無い方も居るでしょう。もし、医師、心理士の治療方に疑問があるのならば、別の所へ行けば良いのです。
行く気が無い方にはお勧めしません。でも、少しでも治したいと思うのであれば、行く事をお勧めします。
ななしさん
私は精神医療でひどい目に遭った方たくさんいるのしっているから。ネットで検索すると出てくるよ。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。