ななしさん
認めてもらうというのは、具体的にどういうことをして欲しいのでしょうか?
「結婚制度を作って欲しい」ということなら、そういう法案の設立を目指して活動しているNPOが幾つかあります。
まずはそこで活動に参加してみてはどうでしょうか?今はSNSや動画サイトでいろいろな情報を拡散することも出来ますしね。
あるNPOの方が言っていました。「大切なのは活動する時間ではない。活動する人数だ」と。
活動している人が50人くらいでは、「50人くらいしか必要としていないものなら、要らないだろう」と判断されてしまい、何十年やっても何も変わらない。でも100万、1000万人規模で派手にパフォーマンスをしたら、ほんの半年や1年で確実に社会が動く。
必要なものに対して、誰かが法律や前例を作ってくれるのを待つのではなく、自分自身が声を上げること、仲間を巻き込んで動くことが大切なんだと。
いつだって歴史を変えるのは声を上げる人達です。人種差別もそうですよね。昔黒人の立場はとても弱かったけど、ものすごい人数の黒人が集まって白人の差別主義と戦ったんです。黙っている人ばかりだったら
きっと今も差別は公認されていたでしょう。
そういう大きな動きがあるからこそ、異性愛者の心を動かせるんじゃないでしょうか?
「こういう気持ちでいるのか。私は同性愛者ではないけど、同じ国に住む人として彼らをもっと知りたい」と思う。本当の理解とは、そこから生まれるのではないですか?
同性愛に限らず、知って欲しいことがあるなら、知ってもらえるのを待つのではなく、知ってもらえるよう自分から相手の元に行くことが大事だと思います。