賑やかな場所で、
私だけが笑えないでいた。
笑顔溢れる華やかな場所で、
ただ一人、
私だけが浮いている。
幸せそうに笑う人達の中、
私だけが不幸せに思えた。
心に余裕がない。
楽しもうと思えば、
楽しもうと言い聞かせて、
楽しんでいるフリができていたのは、
もう過去の話になったんだ。
私に魔法はかからない。
大切な人と一緒にいるのに、
笑顔が作れない私は、
もうダメなんだと悟った。
ひとりぼっちの家に帰った時、
私は私のままでいられる。
心の余裕がどこか行っちゃった。
誰と居ても、
1人で居ても、
ただただ辛くて寂しいんだ。