僕は30代だが、認知症と全く同じ状態になった。
頭がやられ、自分が自分でなくなっていくのを、長期間に渡って体験した。
認知症とはボケることではない。
勿論その時には自我が崩壊へ向かっていることに自分では気付けていない。
認知症とは性別、年齢は関係ないのだ。
体験したからこそ、自信を持って言える。
認知症は自分を育てた親の思考、家庭、職場環境に大きく依存する。
生きづらい、死にたいと言っている人も
みんな認知症、又はその予備軍なのだ。
生きづらさ等と認知症は関連性があるのか
疑問に思う人もいるかもしれない。
だがあるのだ。
自我が一度崩壊したからこそ分かる。
完全には崩壊せず、立ち直りつつあるのはまだ若いからというだけで、もう少し年齢が上で同じ状態に陥っていたら、間違いなく僕の自我は帰っては来なかっただろう。