名前のない小瓶
貴方の生きづらさ。よくここで吐き出してくれました。どうもありがとう。
貴方に限ったことではない、周りに「理解者」がいることの大切さ。
多かれ少なかれ、皆、「障害」と呼ばれるものの性質は持っていてそれが強く出るか弱く出るかの違い。皆が持っている「特徴」であり「個性」。
この事がいい意味で理解されることが、ひとりひとりの生活の中で大事と感じています。皆に言えることです。
ここまでしっかり将来のこと、祖先のこと、そして後世の事を考えている貴方だからこそ、私は子どもを産んでほしい、と個人的には思っています。
貴方が将来、子どもを産む産まないに関わらず、貴方がこの世に生まれてきてくれたことが1つの大きな奇跡なのだから、貴方が幸せと思うことを現世ですることが一番。
自分の幸せのために生きてほしいと思っています。
心許せる誰かはいますか?
馬鹿話もできる人、愛しいと思える人、ありがとうと感謝できる人・・・
誰か一人でも心許せる誰かがいると、
心の支えになりますね。
私もそうでした。
一歩間違えば暴力、そして虐待と称される「しつけ」をする父親の元、こんな遺伝子は残しちゃいけない、と思い、お付き合いをしていた方とも「結婚」の二文字がちらつくと毎回付き合いを終わらせてきました。
自分に子どもは産めない、家庭はつくれないと思っていたからです。
この遺伝子は残してはいけない、と。
私の父親は「発達障害」と呼ばれるものの特徴が色濃く出ていたと思います。
苦しい時を経て、それでも「幸せになりたい」という思いは、人間関係で躓いても、職場で躓いても、「自分が善くなること」を目標に、日々できることを続けてきました。家庭のルールがおかしかったから仕事も人間関係も本当に辛かった。様々な世の中の基準・人間関係の基準が分からなかった。
あっちで躓き、こっちで躓き・・・何度泣いたかわかりません。
進学、就職、その後の仕事でもとても苦労しました。
苦しかった。
それでも諦めないで生きていたら「心許せる誰か」に出会えた。
それは自分よりも一回りも二回りも上の女性。私のことを丸ごと受け止めてくれる方。不思議なことに何でも話ができる人。自分の辛さも苦しみも、家族のことも心の内も全て話せる人と出会えて、そこから息子の父親となる人とも出会えた。
いつしか、苦しい中でも生きていたら「子どもを育てられるかもしれない」と思えるようになっていた。
最愛の息子を出産していた。
貴方には「私が幸せになること」
これを突き詰めて考えてほしいと思っています。そしてそれを実践してほしいと思っています。
後世の事を考えていることは凄いことと思います。
あとは「自分の幸せ」を考えてほしいと思っています。楽しいことをしてほしい。やりたいことをやってほしい。
そこに心の充実や満足、心の支え、感謝、微笑み、笑顔・・・
色んなものがあると思っています。