真綿で首を絞められるような、ゆるい苦しみが終わると思うとむしろ安らぎを感じないでもない。
このまま生きていてもしょうがないという気持ちがないでもない。
トラブルがある度に己を変えていかねばならない苦しさとか、未来の希望の見えにくさとか。このまま生きていれば嬉しいこともあるかもしれないけど、なんかもういいかなと思ったりする。もう十分かもしれない。
若くして死ぬのも悪くないのでは、とちょっと思う。
死んではいけないとか、ただ生きているだけなのに精神病のような状態になって病院に行かなくちゃいけなくなって、結果的に社会から見れば異端のような存在になってしまうこととか、どこにも居場所がないこととか、どんどん孤独になっていくこととか。
誰も信じられなくなることとか。かといって一人で生きていく力もないこととか。
生きれば生きるほどうまくいかなくなっていき、人に迷惑をかけ続け、できることが減っていき。
死ぬ間に何か、したいことが思いついたらやってしまって死んでしまおうかな。