言葉は刃物だ。結構傷ついた。助けたつもりでいた。そしたらその子はどうして助けたの？と責められた。自殺する

長文です。

「偽善者」
と言われた。
「そうだね」
と返したら
「最低」
と言われた。

言葉は刃物だ。結構傷ついた。
助けたつもりでいた。そしたらその子はどうして助けたの？　と責められた。自殺するつもりだったらしい。
最後まで面倒が見れないのなら助けてなんてほしくなかった。
と言われた。

私の今までの行動は間違っていたことばかりなのかもしれない。

正しいとその時そのときでは信じていたはずなんだ。

「やらない善よりは偽善の方がよっぽどいい」
という考えのもとに今まで生きてきた。
はたしてそれは正しかったのか。
いや、これが単なる私の持論だって知っているけれども。

偽善者でもなんでも、手をさしのばしてくれたらうれしいと私は思うのだけども、それは違うの？

自殺、という言葉が蔓延している。
殺人を犯した人は咎められるし、恐怖される。でもよく考えてみてほしい。
自殺ってことは、自分を殺すってことだ。それって殺人と変わらないじゃないか。
生きていく中で、ここで我を通しちゃだめだってところはあるし、そんなとこでは心のなかで自分を殺している。そんなのは結構ある。日本は和を大切にするのだから仕方ないし、さすがにここまで生きてきたらなれた。ただ、自殺の話は理解できない。
その子にしても悩みがあったのはしっていた。
というよりも悩みの無い人はいないでしょう？
その大きさはどうであれ、みんな何かしら抱えている。

相談されていなかったから、ほかの人にしていると思っていた。
他に手はなかったのだろうか、とか、考えたらきりがない。
この世界は地獄だ、というけれども、確かに辛いことも悲しいこともあるけども、地獄だったら、たまに見える虹に感動したり、好物にやったーってなったり、そんなうれしいこと、楽しいこと、そんなの全部なくなると思う。死んだら楽になるって誰が決めたの？もしかしたら死んで本当の地獄に行くかもしれないのに？死んだ先のことなんて誰にもわからないのに、どうして死という選択に行くんだろう。

何があったのかなんて知らない。知りたくもない。そう思うのはひどいだろうか。
彼女と私の関係を言うと、何年も前のいじめっこといじめられっこ。
卒業してしばらくして泣きながら謝ってきて。泣きながら謝られたら嫌でも許すしかないと思う。だから、あぁ、この子ずるいなぁなんて思っていた。家族の付き合いなんかもあったからたまに会ってはいたけど、そんな深い話をしたくなかった。だっていじめてきた人に優しくなんて、できない。昔のことだ、と割り切ってはいるつもりだけども。でも、それでも納得いかないのが現状。
多分、泣いて謝られなかったら今も口聞いてないんだろうな、と思う。
そんな彼女を助けたのは偶然で気まぐれ。思い切り車来てるのに進もうとしている人がいたら誰だって止めると思う。
なんて迷惑、なんて思ってした行為は彼女にとっては偽善であり、迷惑だったらしい。
でも、私の今までを変えるだけのことをした彼女が。当時びくびく過ごすしかなかった私を作った彼女が。苦しいから死ぬというのはなんだか癪に障った。あの時私は死にたかった。本気でそんなことを考えていた。（ただ、痛いのとか苦しいのが嫌いだし、漠然とした死というわけのわからないものを恐れていたこともあり死にたいだけでとどまっていた）
いじめられていた過去もそうなった経緯も今では納得している。それは本当にちょっとした選択による結果だったのもわかっている。もともと私も加害者である女の子をシカトする側だった。ただ、両親の教育の結果かシカトをして罪悪感で夜寝れなくなり、一週間もしないうちに親に話、その子の家に謝罪をしに行ってその翌日から私に矛先が向いたということで。そのシカトした結果だと思っている。因果応報という言葉がしっくりくる。
卒業してからいろんなことがトラウマにもなった、そんな私でも友達だといってくれた子がいたし、心配してくれた人はいた。絶対、私からはその子たちを裏切らない、なんかあったらすぐ駆けつけたい、年とっても仲良くしたい、そんな子たちに会えた、それは多分、いじめられなかったら得られなかったものだとも思っている。

でも、だからと言って彼女を助けて、彼女が生きたいと思うようにする、ということはできない。
だから彼女も私に迷惑とか偽善とか言ったんだと思う。
とりあえず。私にできるのは彼女の周りの人に言って気にかけてもらうことくらい。
でも、それすら、なんだかやる気がでない。
ひどいなぁ。と思いながら。
これを投稿したら連絡しよう。

自分のなかで整理したかっただけ。ごめんなさい。