私は中学3年生です。
愛犬が天国へいって半年ほどたちました。小さなころからずっと可愛がっていた犬でした。亡くなった当初に比べたらだいぶ楽になりましたが、夜になると、必ず愛犬のことを思い出します。
小学校のころは暇があれば散歩に行ったり、遊んでやったりしていました。愛犬といることが楽しくて仕方がなかったです。
しかし、勉強が忙しくなった、など言い訳をして、中学生になってからは愛犬といる時間をあまり作ろうとしませんでした。
愛犬はもともと体が弱かったのかよく体調を崩していましたが、いつもすぐに元気になっていました。だから亡くなる前日も、すぐよくなるだろう、と思ってそこまで心配していなかったのです。
その日の夜、私はふと目を覚まし愛犬のことを思い出しました。夜はいつもぐっすりと眠ってしまうため、目を覚ますことはありません。その日だけでした。犬の様子を確かめにいこうか、と考えましたが眠気に負けて眠ってしましました。
次の日、愛犬は冷たくなっていました。
信じることができなかったです。愛犬が天国へ旅立つのは、もっと私が大人になって愛犬も年をとってからだと思っていたから。
なんでもっと散歩にいってやらなかったのか。
なんでもっとおいしい食べ物をあたえてやらなかったのか。
なんでもっとたくさん遊んでやらなかったのか。
そしてなんであの夜、愛犬の様子を見に行ってやらなかったのか。
きっと、あのとき見に行ってやれば、愛犬は今でも生きていたに違いないと思うのです。後悔する思いがとまりません。愛犬が死んでから、楽しいことがあっても自分はこんなに笑顔でいてもいいのだろうか、と責める気持ちが顔をだします。
本当に悲しいです。「虹の橋」という詩をよんで少し気持ちが楽にりましたが、やはり夜は辛いです。泣いてしまいます。家族には、もう立ち直っているように振る舞っているため相談できません。そこで、今回気持ちを吐き出させていただきました。
この文を書いている今も、涙がとまりません。この気持ちを共有してくださる方、また、言葉をかけてくださる方がいたら嬉しいです。
長文、失礼しました。
41892通目の宛名のないメール
小瓶主の返事あり
お返事が届いています
名前のない小瓶
とても辛い気持ちを頑張って吐き出してくれた小瓶主さんへ
私も半年前愛犬を亡くしましたので、お気持ち、すごくすごく分かります。
まず、どうかご自分を責めないでください。これまでにあなたがワンちゃんに注いだ愛情をワンちゃんはきっとわかっていると思います。亡き後もこんなにも思ってくれるあなたに出会って、ワンちゃんはとても幸せだったと思います。
目に見えず手を伸ばして触れられない悲しみは想像以上に辛いけれど、これからはワンちゃんはあなたの中で生き続けます。これからはあなたが呼びかけるたびにあなたの心の中で出会えます。あなたの中で一生一緒に生き続けられると思います。
私は今、そう思って生きています。
辛い時は我慢せずに涙を流してください。一人で抱え込まず、私はまだ辛いよ、と家族にも話していいんです。家族に無理ならまた何度でも小瓶を流してください。
虹の橋、私は知りませんでした。私も読んでみますね。
私は愛犬が死んでから「僕は雨となり星となる」という歌の歌詞を何度も何度も読み返しています。気が向いたら一度読んでみてください。
どうか今、あなたが後悔の悲しみに暮れていませんように。
いつか、ワンちゃんと過ごせた日々を幸せだったと笑顔で思える日が来ますように。
お祈りしています。
名前のない小瓶
(小瓶主)
【小瓶主さんからお返事きたよ】
小瓶主です。
とても素敵なお返事、本当にありがとうございます。優しいお返事に涙がでました。
悲しんで自分を責めるような気持ちも、自然なことなのですね。安心して、ほっとしています。
最近では、愛犬の生前の姿を撮ったビデオや写真を見ると、悲しくもなるけれど、楽しかったこと嬉しかったことを思い出して、幸せな気持ちにもなれます。
幸せをくれた愛犬に感謝して、これからも忘れずに愛し続けていくことが大切なのかなって、お返事をみて感じました。
少しずつでも、前向きになっていきたいです。
ななしさん
読みましたよ。
共感しました。
あなたの心の動きはとても自然なもので、
あなたが幸せになることは、
愛犬さんにとってとても嬉しいことなはずなので
今はご自身を責めてしまっても、
思いっきり楽しんでください。
あなたの愛犬さんが鬨を共有してくれた時間があるから
愛犬さんは大好きなあなたの笑顔を見たいと思うのです。
今は無理でも、幸せをくれたから今につながっているとすれば
あなたはあなたを責める必要はなくなってくると思うのですが。
まだ、言いたいことができたらまた小瓶を流してくださいね。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。