ななしさん
孤独が怖いか。孤独が辛いか。
俺は怖くないと思うなあ。
孤独の何が怖いって、孤独自体は別になにも怖くないんだ。
主さんが思ったように、大切な人や他の誰か、何かがあるからこそ、一人になって、それが寂しかったりするんだと思う。
でも、それは自分一人だけの時間があるという事でもあるし、自分を考えることにも繋がる。
孤独が怖いんじゃない。孤独な時に嫌なことを考えるのが怖いんじゃないのかな。
上手くいかない、そういう自分がいる事をわかった時に、いざ色んな人といる時には浮かびもしなかった部分が出てくるのが怖い。
自分が嫌になって、それで自分を見つめるのが嫌になって。その先は、どうなるんだろう。
たぶんだから違うかもしれないけれど、主さんの姉さんだって、実は主さんと同じように、何にもなかったからこそ努力して、何かを得ようと頑張ってこれたのかもしれないよ。
ダメな自分でもいいじゃん。何もなくていいじゃん。だから頑張れる。だから休んだっていいんだ。
今はそう思う事にしないか?
だから、たっぷり嫌な自分を見て、嫌な自分を知って、孤独が怖いことにうんざりするまで付き合って、そこからちょっとずつ進んでいければいいんじゃないかなあ。
失敗だらけでも、少しだけでも上手くいったことがあると、度胸も根性も夢もそれとなくついてくるかもしれない。
何かに挑戦する時は必ず失敗が目に付くものだ。
だからこそ、100回の失敗でも1,000回の失敗でも折れるような心ではいられなくなるんだ。
心が折れないっていうのは、失敗も成功もないがしろにせず味わって、時には辛さから逃げたり目を背けたりもある中で
苦しさに飲み込まれそうになったり、脇道に逸れたり、喜びで舞い上がることを知ったり、その中で自分を見つめ直す反省と、再チャレンジについて学んでいくことだと思うよ。