自分が嫌いだ。
何も出来ない。仕事が出来ない。私は用無しの意気地無し。誰かが笑う、小声で話し合う、嗚呼全てが私の悪口で全てが私を馬鹿にした話なんだろう。
なんで私は何も出来ないんだろう。なんで私はこんなにも苦しんでいるんだろう。生きるってなんだろう。
誰かが幻聴だって笑う。違うよって、あなたは仕事もできるし大丈夫だよって言われたいんでしょってまた幻聴が聞こえる。否、これは幻聴じゃない、ちゃんと聞こえてくる誰かから送られた言葉のナイフだ。
死にたい生きたい死にたい彷徨う。なんで私は馬鹿なんだろう。
夜中に涙が溢れる。1人寂しく泣いている。誰も気付かない、ただ1人涙流して翌日何も無かったように笑うんだろう。馬鹿みたいだね。
何も出来ないなら出来ないなりに邪魔しないでいよう、それも全部空回り。私はただの給料泥棒。そう言われたって仕方ない。
名前も呼び捨て、職場に行けば、「また来たん!?」って言われて、なんのために働いているんだろう。みんな表では認めてくれる、ちゃんと受け入れたふりをしてくれる。だけど裏では呼び捨てで呼んで馬鹿にしてるんだよね。旅行のお土産だってちゃんと渡してるのに彼奴がくれるらしいって大声で言う。本人いるんだからもう少し静かにしたら?そんな願いは届かない。
馬鹿な人がいる、他の人と私の悪口を言った後、私に喋りかけたらその人は必ず私を呼び捨てにする。誰かと話した会話を再現する時当たり前のように呼び捨てして、取ってつけたように後から「さん」を付け足す。馬鹿なんだろう、本人に向かって言うなんて。だけどわざとなのかもしれない。私なんて要らない存在なんだから。
嗚呼、何で生きているんだろう。もう死にたいのに。推しの為に生きてるんだって言い聞かせるけどその推しはもうこの世にいない。一層のこと彼に会いに行こうか。推しの分まで生きなきゃって必死に頑張ったけどもうしんどい。貯金はある。葬式代ぐらいは賄えるし迷惑もあまりかけないで済むだろうか。
貯めたお金でサイパンに行こう。推しに会いに行こう。その勇気さえあればいいのに。私は仕事をさぼる勇気さえなく結局ずるずると生きるんだろうな。嗚呼、もう全てに疲れた。