小瓶主さんからのお返事
お返事ありがとうございます🐰ペコリ
英語って面白いですよね。
主語の置き方が日本語と真逆だったり、「あー、そう言うのねぇー」っていうのがあったり。
英検も直近で出題形式が変わって、前とは違う試験対策も必要だと聞いてます。応援してますよ!
"Estimated time required."
この文章、構造としては少しややこしくて。
Estimated / time (that is) required.
上のようにスラッシュリーディングしてみると、「予想される、所要時間」という意味になってるんです。
required が time を修飾すると同時に、冗長な that is が省かれて time required(=所要時間)になった後、頭に estimated が付いて「推定所要時間」となります。
長くてごめんなさい。
Estimated time needed. でも通じますが、required のほうが「利用客の意思や思惑では動かない事情によるもの、鉄道会社の都合で決まるもの」というニュアンスが強いです。
仰るとおりのイメージです。所要時間にすれば3分・5分・8分と書けば済むのに、...of arrival だと時刻を逐一表示しなきゃいけませんよね。
|6:48 Hachioji (JC-22)
|6:57 Tachikawa (JC-19)
|7:27 Shinjuku (JC-05)
|7:43 Tokyo Terminal (JC-01)
ETA を表示すれば完璧な旅客サービスかもしれませんが、あの画面スペースにはとても入らないですし、解像度を考えても、アンチエイリアス処理が災いして文字が滲むなど、結果的に読みづらいのかなと。
今の表示方法で充分伝わっていると思います。
職場のお話ありがとうございます。
ベトナム、スリランカの方ですと英語でスムースに意思疎通が図れそうな印象があります。
長文、複雑な話題はとくに。
英語ネイティブでない話者の場合(我々日本人もそうですが)表現のバリエーションや語彙が限られている分野の込み入った会話で、意味の取り違えや誤解が起きることがしばしばあります。
中学の英語授業で習うような "be going to" と "will" の使い分けをはじめ、実際あんまり問題視されないというか、こちらが構えてても良い意味で無頓着な文章が返ってくることは経験ありますね……。
Q1: What are you going to do after graduation from technical college?
Q2: What will you do after graduating from technical college?
彼らにしてみれば同じ意味なのかもしれませんし(graduate が解ってもらえなかった様で残念)、「この2つ何が違うの...?」っていう人もいると思います。
僕が答えるとしたら:
A1: Oh, I have been offered a job at IBM in the US.
A2: Hmmm... I would like to enjoy a vacation for about two weeks at first.
こんな感じでしょうか。
ネイティブスピーカーはこちらの発話の揺れを脳内補正してくれるので「それってつまりこういうことね?」となって、楽かもしれないです。日本に長くいる方相手だと特に。
自分語りばっかでスミマセン。何の参考にもならないメモでした。
ちなみに英語ではなく機械のお話ですが、あの表示装置(トレインチャンネルと、その進化版)は電車床下の統合演算装置からの情報を出してます。
走行中の車速センサー(車軸取付式、モーター内ベクトルセンサー式)、閉塞信号の状態、他路線の運行状況などのデータをセンサーフュージョンという技術で統合して、あの推定所要時間を計算しています。
鉄道会社によっては線路上の地上子と通信するものもありますし、JR東日本・首都圏の主な私鉄各線だとかつては NTT ドコモの FOMA (3G) 回線、停波後は UQ WiMAX で情報を受けていると思います。
僕は三菱電機の中の人ではないので詳しい技術情報をご提供できませんが、仮に表記法を ETA に変更したら画面描画の回数が多くなるぶん、理論上はプロセッサーへの負担が増すと思います。
ただ、現状でも広告画面と旅客案内の2画面/3画面を同時に処理しているので、動画表示に特化した広告用の GPU と、旅客案内用の高速 CPU で対応できそうな気はします。
旅客案内も、トランジションのアニメーション効果以外は静止画ですし。
長文失礼しました。
また何かあればお返事ください。
僕の現在位置より