学費と家賃以外はバイトでまかなう。
偉いじゃないですか。
大学に通って、家事もこなして、バイトもして、ってなかなか大変でしょう。
自立心のある立派な子どもに育っただけでも十分親孝行だと私は思います。
だから親御さんに感謝はしても、罪悪感をもつ必要はないんじゃないかな?
学びたいことを学ぶっていうのは正当な権利ですから。
将来、学んだことを生かしながら社会貢献できればいいんです。
今はそのための準備期間、親御さんからのお金はその準備金と思ってみませんか?
それに、小瓶主さんや親御さんが使ったお金は、必ず誰かの収入になり、その誰かの生活を支えています。
大学の教職員、飲食店の従業員、不動産会社の従業員…等々。
そうやって社会や経済は成り立っているんですから、お金を使うこと・使ってもらうことに罪も悪もないんですよ。
「自分と親の間」だけじゃなく、「自分(と親)と社会の間」のお金の流れにも目を向けてみてください。
もしどうしても罪悪感が払拭できず、親にお金をかけてもらえない子どもたちに後ろめたさを感じるなら、就職したら親御さんに何かプレゼントを渡すとか、あるいは子ども食堂やあしなが育生会等の社会福祉団体に寄付をしてみたらどうでしょう?
小瓶主さんの気持ちも少し軽くなって、子どもたちの暮らしの支えにもなると思いますよ。
お金に対する執着は人一倍、と書かれていますが、私には小瓶主さんがむしろお金に対して清廉な方のように思えるんですよね。
お金への執着っていうのは、たとえば裏金を溜め込む政治家だとか、SNSの再生回数稼ぎのためにデマを垂れ流すインフルエンサーだとか、詐偽のような方法でお金を荒稼ぎするような人たちを指す言葉だと思いますよ。
小瓶主さんはそんなことしていないし、今後したいとも思わないでしょう?
大学に通いながら真面目に働いて生活費を得て、社会的に弱い立場の人にも目配りができる小瓶主さんがどうして死ぬ必要があるのでしょう?
生きて、社会で活躍してほしい素敵な人です。
長々と失礼しました。